『桜の下の姫君へ』
□京都に行く理由
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〜遠野・露天風呂〜
雨造「なぁ、リクオは何で京都にそんなに拘ってんだ?」
夜リ「ん?」
雨造「京都っていやぁ、最近、妙な噂がこの遠野にも出回ってる。
なんか”厄介な奴”が復活したとか・・・危険じゃねーのか?」
夜リ「あぁ……まぁ、危険だろーな。
桜やゆらじゃあ……」
雨造「桜?ゆら?女か!?」
土彦「そいつらを助けに行くのか!!美人なんだ!」
夜リ「いや………ゆらはそこそこかな…」
雨造「じゃあ、桜ってのは?」
夜リ「かなりの美人だぜ(妖笑」
雨造「ほー♪そいつはリクオの愛人なのか?」
夜リ「愛人ねぇ……まぁ、そんな感じだ」
土彦「リクオも隅に置けねーなー!」
桜とは、まだ付き合ってねぇけど
いつかはな・・・
それ所か、まだ気持ちも伝えてねぇし・・・
夜リ「あいつは何かと危険に飛び込むから、放って置けねぇんだよ」
雨造「そりゃあ、大切な奴なら尚更な!」
夜リ「…そうだな」
四国戦と同じように、桜は狙われちまうかもしれねーんだ。
俺が守ってやんなくてどうすんだよ・・・
桜『リクオ様!』
桜の笑顔が頭に浮かんでくる。
京都で元気でやってるよな・・・?
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