『桜の下の姫君へ』
□母の手掛かり、桜の覚悟
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〜ぬらりひょんの部屋〜
桜「ぬら様……!」
ぬら「なんじゃい、桜?
そんなに息を切らせて……」
桜「ぬら様も知っていたのですか?
私の母が京都にいることを……?」
ぬら「…いつか気付くとは思っとったが、まさか今とはな……」
ぬら様も知っていた・・・
知らないのは私だけだったのですね・・・
桜「……私…京都に行きます」
ぬら「!!」
これが私の覚悟。
自分の目で確かめてこないと、きっと後悔する。
ぬら「お前……死ぬ気か…?」
桜「……分かってます。
だけど………母に会わなくてはいけないんですっ!!」
ぬら「……お前も……頑固な女じゃのぉ…」
桜「……ごめんなさい…ぬら様…」
もう決意は決めた。
例え・・・
死への道だとしても・・・
この決意はきっと変わらない。
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