『桜の下の姫君へ』

□夏祭り、二人の距離
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学校ではもうすぐ夏休み・・・





桜「そういえば、もうすぐ夏祭りですね…」


リクオ「そうだね^^」



私にとって13回目の夏。


今はこうして数えていられるけれど、いつか分からなくなる・・・




リクオ「桜?どうしたの??ぼーっとして」


桜「あ!いえ……何でもないです!!夏祭り……楽しそうですね^^」


リクオ「…そうだ!一緒に行かない?」


桜「え?リクオ様と…ですか?」


リクオ「そうだけど……ダメかな?」

桜「いいえ!とっても嬉しいです^^

でも……家長さんや氷麗と行かなくていいんですか?」

リクオ「僕は桜と一緒に行きたいの!」



桜「〜〜〜っ///そう…ですか…///」


夜も昼も恥ずかしい事言うのは変わらないのですね・・・(汗)



夏祭りか・・・

小さい頃以来、行ってないですね・・・


どんな感じでしたっけ・・・?




リクオ「じゃあ、今週の土曜日に行きましょうね^^」

桜「うん!」


リクオ様が小指を出した。


私には、その意味が分からずにキョトンとしてしまった。


桜「あの……リクオ様…?」

リクオ「クスッ)指きりだよ^^ほら、桜も手を出して」

桜「は、はい…!」


リクオ様と指きりをした。

そういえば、前にも鯉伴様とこんな事をした気が・・・


鯉伴『指切りってのは、約束事をする時にするやつなんだってよ』



リクオ「約束ね!今週の土曜日^^」


桜「はい!楽しみですね^^土曜日」





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