『桜の下の姫君へ』
□夏祭り、二人の距離
1ページ/11ページ
学校ではもうすぐ夏休み・・・
桜「そういえば、もうすぐ夏祭りですね…」
リクオ「そうだね^^」
私にとって13回目の夏。
今はこうして数えていられるけれど、いつか分からなくなる・・・
リクオ「桜?どうしたの??ぼーっとして」
桜「あ!いえ……何でもないです!!夏祭り……楽しそうですね^^」
リクオ「…そうだ!一緒に行かない?」
桜「え?リクオ様と…ですか?」
リクオ「そうだけど……ダメかな?」
桜「いいえ!とっても嬉しいです^^
でも……家長さんや氷麗と行かなくていいんですか?」
リクオ「僕は桜と一緒に行きたいの!」
桜「〜〜〜っ///そう…ですか…///」
夜も昼も恥ずかしい事言うのは変わらないのですね・・・(汗)
夏祭りか・・・
小さい頃以来、行ってないですね・・・
どんな感じでしたっけ・・・?
リクオ「じゃあ、今週の土曜日に行きましょうね^^」
桜「うん!」
リクオ様が小指を出した。
私には、その意味が分からずにキョトンとしてしまった。
桜「あの……リクオ様…?」
リクオ「クスッ)指きりだよ^^ほら、桜も手を出して」
桜「は、はい…!」
リクオ様と指きりをした。
そういえば、前にも鯉伴様とこんな事をした気が・・・
鯉伴『指切りってのは、約束事をする時にするやつなんだってよ』
リクオ「約束ね!今週の土曜日^^」
桜「はい!楽しみですね^^土曜日」
・