『桜の下の姫君へ』

□悲しき妖怪「犬神」
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〜旧校舎・講堂〜




桜「大丈夫ですか…!?」



ゆら「宮羅さん…?」



桜「清継くんと島くんは…?」


巻「え、映写室に…」


カナ「ねぇ、やっぱり帰った方がいいんじゃ…」


鳥居「コクコクッ)」




ここは妖怪が見えないけど、妖気が集中している・・・


ここにいるのは危険ですね・・・





リクオ「皆…!!」

カナ「リクオ君!」

桜「…リクオさ……奴良くん…」

ゆら「遅かったやないの」


リクオ「あれ?花開院さんまで……清継くんと島くんは?」


巻「今、映写室に行ってる」


カナ「どうしたの?そんな怖い顔して…」

リクオ「あっ…無事なら良いんだ…」



桜(リクオ様…)




何か、隠してる…?




ドォォォォンッ



桜「この音は…」


リクオ「皆、早くここから出た方がいい」


カナ「でも、清継くん達が…」


リクオ「2人の事は僕に任せて。

花開院さん、4人をお願い」




ゆら「コクッ)」




桜「私は残ります!」





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