『桜の下の姫君へ』
□四国妖怪の狙い
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〜夕方・神社〜
桜「清継君!島君!勝手に奴良君の家を抜け出したら駄目ですよ!!」
島「宮羅さん!?どうしてここに…?」
桜「う”……えーと、母に買い物を頼まれて^^;」
清継「やぁ宮羅くん!もうすぐここに妖怪が来るのだよ!!」
桜「妖怪が…?」
清継「そう!!四国の妖怪の袖モギ様、土地神殺しを専門としている妖怪だ!」
パソコンに映し出された妖怪を見る。
確かに四国妖怪の中にこんな妖怪もいたような・・・
桜(袖モギ様、振り返って袖を渡さないと呪う妖怪。
最近、土地神がいなくなってたのは、この妖怪の仕業…?)
―バコォォォンッ
桜「な、何!?」
いきなり社が壊された。
その砂埃の中に・・・妖怪の姿が・・・
桜「ま、待ちなさい…!!」
私は妖怪を追いかけた。
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