『夜兎の宿命を拒む者』
□夕日の中の絆
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真選組に連行されてから、5日が過ぎた頃・・・
その日、私は・・・
大変なことに気が付いた・・・
『……ない……傘がない…!!!!』
今日の朝起きたら、大事な傘が無くなっていることに気付いた。
あれがなきゃ日光が防げないし、戦闘にも支障が出るよ・・・
夜兎にとっては命の次に大切な物と言える。
それに、あの傘は・・・
私が唯一、物心つく前から持っていた大切な・・・
『探しにいかなきゃ…!』
今なら、日が余り強くないし!
今しか探しに行けない!!
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