『闇の中の人形(マリオネット)』
□天空の巫女“ウェンディ”
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エルザはコブラの蛇に噛まれ、毒が体を蝕んでいる。
エルザの傷には痛み止めのパルファムが利かない。
このままだと、毒が全身に回ってしまう。
初めは腕を斬り落とせとエルザは言っていたが、仲間を傷つけることはやはり出来なかった。
エルザは毒のせいで気絶してしまった。
どうすればと皆が考えていたら…
シャルル「ウェンディなら助けられるわ」
『ホントに!!?ウェンディは解毒の魔法が使えるの!?』
シャルル「解毒だけじゃない、解熱や痛み止め、傷の治療も出来るの」
シェリー「でも、治癒の魔法って“ロストマジック”…
失われた魔法じゃなくって?」
ルーシィ「Σまさか!“天空の巫女”ってのに関係あるの!?」
シャルル「…ウェンディ……あの子は天空のドラゴンスレイヤー…
“天竜のウェンディ”」
「「「「「!!!!」」」」」
ナツ「ドラゴンスレイヤー…!!」
『ウェンディが…』
シャルル「詳しい話は後。ていうか、これ以上話すこともないけどね。
今、私達に必要なのはウェンディよ。そして目的は分からないけど、アイツ等もウェンディを必要としてる」
リオン「となれば…」
ヒビキ「やることは1つ!」
『ウェンディを助ける!!』
グレイ「エルザの為にも!!」
ルーシィ「ハッピーもね!!」
ナツ「うおーし!!行くぞー!!!」
「「「「「お――!!!」」」」」
ここに連合軍は完成した。
ウェンディとハッピーを助け、エルザを助ける。
その目的を果たすために、4つのギルドは再び動き出した…
.→To be continued...