『闇の中の人形(マリオネット)』

□天空の巫女“ウェンディ”
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ナツとグレイがオラシオンセイスに向かっていく。





しかし、レーサーの早い動きで2人は蹴り飛ばされた。






ルーシィ「「ナツ!!グレイ!!」」




『ルーシィが2人!?』





ルーシィ(偽)「バーカ!」



ルーシィ「何これー!!」



鞭で攻撃されるルーシィ。




リオンとシェリーはホットアイの攻撃をうけてしまう。



トライメンズもレーサーの速すぎる攻撃で倒れた。







『っ水竜の……鉤爪!!』



足に水を纏わせ、レーサーに攻撃する。


速すぎる動きに合わせて攻撃しようとするが全て避けられてしまう。



レーサー「早いな。早ェことは良いことだ!」



『このっ……水竜の咆哮ー!!』



すぅっと息を吸い、水のブレスを放つ。


しかし、簡単に当たる相手ではない。




レーサー「だが、もう眠ってろ!!水竜(ウンディーネ)!!」




見えないほどの速さで攻撃される。


そして地面に叩きつけられた。




『…っ……負けて溜まるか!!』




再び立ち上がる。



周りを見れば、みんな倒れていた。


エルザすらも倒れている。







キッとオラシオンセイスの方を睨む。






コブラ「何だ?1人で俺ら全員を相手にする気かよ」



エンジェル「そんなに睨むと、可愛い顔が台無しだゾ?」



ブレイン「……(コイツは、あの娘か)」





『っ……』



フラッと体が傾き、膝を地面についた。


















ブレイン「終わりだな、まとめて消え去るがよい」




ブレインが魔力を集め始めた。


どうやら本当にとどめをさす気なんだ。





ブレイン「ダーク・ロンド……Σ」





何かに気づいたらしく、魔法発動を止めた。


視線の先にいたのは…





ブレイン「ウェンディ…!」




岩陰に隠れていたウェンディだった。




レーサー「どうしたブレイン。何故魔法を止める?」


コブラ「知り合いか?」



ブレイン「…間違いない。ウェンディ…“天空の巫女”だ」







『天空の…巫女…?』







ブレイン「こんな所で会えると花。これは良いものを拾った。

来い!!」





ウェンディ目がけて魔法が発動された。


その魔法がウェンディを掴む。




ウェン「うわぁぁぁ!!」



シャルル「ウェンディー!!」






『ウェンディを連れて行かせない!!!』



足に力を込め、立ち上がる。




ホット「行かせませんよ!これも全てお金の為!!」




ホットアイの魔法によって、ルカや他の皆は足止めをくう。






『っ…ウェンディ!!』



ウェンディはシャルルの手を掴もうとしたが、間違ってハッピーの手を掴んでしまう。



2人は魔法空間の中に消えてしまった。






シャルル「ウェンディ!!」


ナツ「ハッピー!!」








ブレイン「うぬらにもう用はない。ダーク・ロンド!!」




さっき発動を止めた魔法を今度こそ放った。





―マズイ!!!




そう思った瞬間…














































ジュラ「“岩鉄壁”!!」




岩の壁が天井となり、彼らを護った。




ジュラ「間一髪…」



シェリー「ジュラ様!!^^」





『た、助かった……Σアイツ等は!?』



グレイ「消えちまったか…」



ナツ「何だとコラー!!」








『(たった6人なのに……強い…)』




















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