『夜兎の宿命を拒む者』

□ナンパする相手は考えるべし
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『………』




屯所という所に連れて来られた。





てか、真選組って・・・


江戸の治安を守る武装警察・・・



私は警察に捕まったって事?(汗)







相変わらず手錠は外れないし・・・


縄で縛られて、さっき以上に身動きが取れない・・・


やっぱり、車で暴れたのがいけなかったか??(汗)








―ガラッ





『!』



?「なんだ…まだ、ガキじゃないですかァ」




襖が開き、そっちを向くと・・・



亜麻色の髪に童顔の少年が入って来た。








?「おいメス。

俺に臣従したら、帰してやってもいいぜ(黒笑」




し、臣従・・・!?


コイツ・・・


童顔のくせに、ドS!?



しかも鬼畜系のドSなんて質が悪い・・・








『生憎、お前みたいなサドに臣従する気ないから』


?「チッ……威勢がいいじゃないですかァ…

こういう女は、調教のしがいがありやさァ」





調教って・・・

動物を馴らして訓練するっていう”あれ”?





え?





『は!?ふざけんな!!

腹黒ドSサド野郎なんかに、調教されてたまるか!!

そんなことするなら、死んだ方がマシだ!!!ボケ!!!』












?「おい総悟、何してやがんだ?」






あ!


さっき私を捕まえた人!!




捕まえた事には腹正いから何とも言えないけど・・・





救い船(?)が来てくれた・・・!









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