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□第二章
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不動side


俺はひとりで端っこの方でリフティングをしていたが、チームのやつ等の態度やその他のことで少々イライラしていたので、鬼道君でもからかいに行こうとしたが、あいつが鬼道くんと話していたのでやめた。



あいつは既に代表決定している


それに相応した力だって持っているが、鬼道くん達は認めていないらしい。





「性格は俺ににてンのかもな…」



少々自嘲気味に笑いながらあいつのリフティングを見ていた。



その場からほとんど動かず技も完璧と言って言いほど綺麗だ。



音楽を聞きながらやっているようで、歌を歌う声が少し聞こえている



歌詞は聞こえないが、声がとても綺麗……って




「男に対してなに考えてンだ俺…」



でも髪も長いし顔立ちもどこか女の面影がある


もしかしたらもしかするかもなぁ…




それは本人にいつか聞くことにして俺はあいつが歌っていた歌のリズムを口ずさみながらリフティングを再開した。








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