始まりは只の傍観者
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キーンコーンカーンコーン
学校のチャイムが鳴り、私は図書館へ向かった
大切なお姉ちゃんっと言っても、血のつながらない同い年の女の子を迎えに行くために
もも「はやてー、迎えに来たよ」
はやて「ん?今日は早いんやな」
もも「いつもどおりだよ」
車椅子を押しながら帰宅路へ出る
これがいつもの私の日課
はやて「今日はうちが当番やな」
もも「何作るの?はやて」
はやて「そうやなぁ…クリームシチューにしよか」
もも「うん!」
こうして今日も普通の日常が過ぎていった
こんな幸せがいつまでも続いてくれればよかったのに…
、