Knight
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血が…欲しい
だけど、動けない
ゆう「…っ」
家にひとりだけ…
今ははやて先輩も守護騎士のみなさんもいない
どうすれば…いい
どうすれば…この乾きを誤魔化せる
奏を見ても反応してくれる訳じゃない
だって…あれから機能を停止している状態だから
ゆう「…」
気分転換に外へ出かけた
歩けなくなったことで今までと違う視界…
何も思わないところも全て、不便だらけだ
ゆう「奏…どうして反応しないの…?」
?「それは、お前の聖痕が完成したからだ」
ゆう「っ!?」
?「今はおやすみ」
私を押さえ込んだのは大島と前田…
意識が遠のく…
誰か…たす…け…
。