掌編小説部屋

□Episode.01 デイジィのお料理教室!?
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 ぽかぽか陽気が差し込むルドラの午前。つい先程、この城下町にある一軒の家から咆哮に近い……否、悲鳴にも似た声が上がった。
 傍らで倒れている者を必死に声を上げて揺さぶる加害者。そして揺さぶられるが、弾き出された意識を取り戻せない被害者たる者。更にはその一部始終を見て冷や汗を流している目撃者と呼ぶべき三人が呆然としていた。
 事の始まりは今から1時間程前にさかのぼる……。
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