story.

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あれから1週間経った。"あるモノ"はまだ見つからない。



今日はディズニーランドなるテーマパークに来てみた。



「総司はもう見つけたらしいぞ」


「ぇえっ!?なんであんな不真面目なヤツが…!」



総司はいつも実験に参加しないで土方博士を困らせていた。そんな総司がはじめより早く見つけるなんて…


隣を歩くはじめも悔しいのか、苦虫を噛み潰したような顔をしてるけど、先程頭に装備した"ミニーのミミ"とやらがやたら似合っているというか、なんというか…私までつけさせられた。



「ねえ、コレつける必要あるの?」


「郷に入りては郷に従え、だ。まわり人間はほとんどがつけているだろう。」



確かにそうだけど…こんなんで"あるモノ"が見つかるのかな?あ、あのキンキラ頭の後ろ姿は…


「ち、千景…?」


いや、まさか。人違いだよね。だって、だって…千景が!あの千景がっ!



"マリーちゃんのミミ"をつけてるなんて…!


 
「フン、貴様らも来ていたのか…」



その格好でそのセリフ…もしかしてこれが0号の特殊能力"ツンデレ"なの?ねえ、そうなの!?



「どうした、なまえ!」



「ぅ、あ、熱がある…体もだるい…これが恋!?」



「いや、ただの故障だろう」


 

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