story.
□3びきのこぶた
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「それでは!新入生の歓迎会でやる劇を発表しますっ!」
永「…劇?」
「じゃじゃーん!"3びきのこぶた"でーす!」
藤「え―…」
「はい、文句言わない!早速配役を決めまーす!」
沖「なまえちゃんはなにやるの?」
「私は…監督、兼お母さんブタでもやります」
沖「なまえちゃんが、ブタ…ぷぷ!」
「言っとくけど、ブタ役はあと3人いるからねっ!」
藤「3びきのこぶたってどーゆー話だっけ」
「では、絵本を読みながら配役を決めたいと思います!」
永「用意してあるのかよ!」
「むかし、あるところに三びきのこぶたが住んでいました。一番年上のこぶたは怠け者で、昼寝ばかりしています」
永「総司だな」
藤「総司だね」
沖「えー僕が?」
「二番目のこぶたは食いしん坊で一日に二回もお昼ご飯を食べます」
藤「新ぱっつぁんだね!」
沖「えーなまえちゃんじゃ…ぶへっ」
永「俺か?」
「三番目のこぶたは働き者で、いつも畑を耕しています」
永「斎藤だな」
沖「僕でしょ?」
斎「…なにゆえ」
藤「はじめくんいたのっ?てゆーか俺の役はっ!?」
「あとは狼の役だけだね!」
藤「じゃあ、俺がっ…」
永「土方さんか?」
沖「あの人は狼じゃないよ、鬼だよ」
藤「じゃあやっぱり俺が…」
斎「…。」
「じゃあ土方さんには後でお願いすることにして、衣装のことだけど…」
藤「俺の役は…?」
永「やっぱりブタ耳つけんのか?」
沖「えーブタ耳ぃ?そりゃなまえちゃんは似合う…ぐえっ」
藤「確かに総司はブタ耳よりネコ耳って感じだな!」
「うん、似合いそう!」
沖「猫?」
藤「そんで、新ぱっつぁんは猿だよなー!」
永「サル耳?聞いたことねえ」
「じゃあはじめくんは?」
永「斎藤は…」
藤「うーん」
沖「イヌ耳?」
(はじめくんに、イヌ耳…萌えるっ!)
斎「なにゆえ…」
藤「てゆーか、もはや三びきのこぶたじゃねーよ!俺の役もないし…」
永「そうだな、大学生にもなって劇ってのもな」
沖「三びきのこぶたの劇は却下しまーす!」
「じゃあ桃太郎にする?」
永「だから劇は…」
藤「俺の役あるっ?」
「だってはじめくんのイヌ耳見たいんだもん」
斎「…なにゆえ」
沖「間違いなく鬼は土方さんだね!」
土「誰が鬼だってえ!?」
「「「ひぃっ!土方さんっ!」」」
結局劇は中止になりましたとさ
おしまい
THE!グダグダ