桜夢道

□五話
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沖「俺、思ったんですがねィ。」
此処はとある男子トイレ。
そこには思春期男子四人、沖田、土方、山崎、志村(弟)が清掃をしていた。
いや厳密に言うと話し込んでいた
新「なんですか沖田さん。掃除をしてから教室で話しましょうよ」
沖「何言ってんだ駄目ガネ。教室で話せん事じゃねぇんでィ」
土「はぁ?何言ってんだてめぇ」
先ほど迄掃除していた二人も手を止めて沖田の話を聞く
沖「いや、名無し子がよく眉間に皺よせるじゃないですかィ。
あれがニャンニャンしてる時の顔に見えやせんか?」
山「なななななな何いってんですか!」
新「そうですよ!眉間に皺よってる人なら沢山居るでしょ!」
土「そ、そうだ。お妙だってそうだろ?」
新「土方ァァァァァァァ!てめぇそんな目で姉上をみてたのかァァァァァァァ!!」
土「ちげぇよメガネぇぇぇぇ!お妙はないだろ!!」
新「それも姉上に失礼でしょうがァァァァァァァ!」
珍しくいいあう二人を無視し山崎と沖田は会話を始める
山「けどやっぱり名無しさんさんは可愛いですよね。」
沖「ツンデレでさァ、彼奴は」
新「けど他の性格が…」
土「男以上にサバサバしてるしな…」
四人とも嫌な事を思い出したかのように顔を見合わせた。沖「この会話は終りにしやしょうか…」
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