あの日々とは程遠く。

□赤毛の魔法少女
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次の日。

いつも通り登校する水樹。

「おはよー水樹ちゃん」

「おはよーっす!」

いつもの元気な声が聞こえてきた。
まどかとさやかだ。

「おはー」

そのまま三人で学校に行った。



「そういえば紅葉さんは?」

「朝から部屋に閉じ籠っちゃって。今日は休み。」

「大丈夫かなぁ…」

「お姉ちゃんなら大丈夫だよ、きっと。」

呑気に話をしてる三人を、もう一人の魔法少女、ほむらは見ていた。

「……」

「暁美さん、今日の帰り…」

ふいにクラスメートに話しかけられた。
ほむらは冷静なまま、そちらを向きかえり、

「ごめんなさい。今日も用事があって」

と、相手の気分を損ねないように断った。

先生が来て、いつもの学校が始まった。
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