あの日々とは程遠く。
□仲間の存在
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「橋本…さん?どうして…?」
戸惑いを隠せないマミ。
紅葉は魔女を見ながら言った。
「隠しててごめん。私も、魔法少女なの。」
その時、誰かが結界に入ってきた。
「……あなたは……。」
ほむらだ。
急いで来たのか、息が上がっている。
「ほ、ほむらちゃん!?」
「あ、あの転校生まで!」
隠れていたまどか達がほむらを見て驚く。
「グリーフシード狙いの魔法少女?それなら遅かったね。もうとどめをさそうとしてるところだもの。」
紅葉は挑発するような目でほむらを見据える。
「いいえ…。寧ろ助かったわ。それじゃあ。」
それだけを言って、ほむらは結界を出る。