あの日々とは程遠く。

□魔法少女
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「お邪魔します…。」

ここはマミの部屋。
着飾りがなく、落ち着いた雰囲気の部屋には、少し孤独と似たものがある。

「一人暮らしだから遠慮しないで。それに、あの子達もそろそろ来るし。」

「あの子達…?他にもいるの?」

そう問う紅葉にマミは微笑んだ。

「えぇ、とっても良い子達よ。」

そんな雑談をしていると、インターホンが鳴った。
恐らくマミの言う『あの子達』が来たのだろう。

「マミさーん、いますかぁー?」

「えぇいるわよ。」

「お、お邪魔します…。」

ガチャリとドアが開く。
入ってきたのは、同じ学校の生徒で、二人の後輩だった。
その二人を見て、紅葉は驚いた。

「まどかちゃんと…さやかちゃん?」
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