りりぃのお部屋
□おじさんの足の裏のウラ
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「やっ…バニーちゃん、そこやめっ」
バーナビーの家でシャワーを借りたあと、パンツ一枚という姿でビールを飲んでいた虎徹は、突然抱き上げられたかと思うとベッドに放り投げられていた
飲み終えていたビールの缶は転がり落ち、あっと思うと虎徹は脚を掴まれていた
「ば、バニーちゃん、シャワーは?」
「もう浴びてきましたよ」
バーナビーは虎徹の脚を掴むと引き寄せ、足の指に舌を這わせた
「やっ、そこ、汚いから」
「汚くないですよ、洗ってきたでしょう?」
「でもよ…」
どこをどうされるよりも、足をそうされるのは恥ずかしすぎて、虎徹はあせって足を引き寄せようとするが動かない
「それに、おじさんの足だし」
力を入れると反対に自分の体のほうがバーナビーに近づいていってしまう
その間にもバーナビーの赤い舌が、虎徹の足指を一本一本丁寧にねろりと舐めていく
「ねぇおじさん、知ってました?」
「な…に…」
「ここ」
足を捕らえて舌を這わせながら、バーナビーの指が虎徹の足の裏をつんとつついた
「ほ・く・ろ」
「へ?」
足指を舐めていたバーナビーの舌が、虎徹の足の裏を這った
「んっ、バニーちゃんくすぐってぇから…」
目元を赤く染めながら虎徹がバーナビーを見つめると、バーナビーの目が細められてにやりと笑った
「おじさん…そんな顔して、おねだりですか?」
足の裏を舐められて、足に熱い甘い息がかかって、虎徹の腰がぶるぶると震える
そんなところが感じるなどとは、虎徹本人も今の今まで知らなかった
「んっ…ばか、誰…が」
「他のほくろ、探してあげましょうか」
バーナビーはそう言うや、掴んでいた脚を持ち上げ目の前にあらわになった太ももに舌を這わせた
時折ちゅっと吸い付いて赤い花びらを散らすと、そのたびに虎徹がびくりびくりと震える
足をたどってバーナビーが視線を滑らせると、黒いボクサーパンツの中には、虎徹の雄が既に主張をしはじめていた
バーナビーは虎徹の両足を自分の体を挟むように抱え直すと、そこへそっと顔を寄せる
「ここにも、ほくろあるのかな」
顔を寄せ、両手でゴムを掴んでずり下ろそうとした瞬間
「あっバニー、まっ待てっ」
頭上から虎徹の手が伸びてきて、ぐいとバーナビーの頭を押した
「…なんですかおじさん、今更……眼鏡が歪むからやめてください」
頭を押されたバーナビーが不機嫌を露わに虎徹を見つめると、虎徹が顔を赤らめうっと詰まる
「や…だってよ…そのぅ………まだその…」
視線をうろうろさせながら虎徹が言い淀むと、眉間の皺を深くしたバーナビーがかわまず虎徹のパンツを脱がせにかかった
「やっだからっバニーちゃんってばっ」
「なんです、かっ」
勢い任せに虎徹の足からパンツを引き抜くと、バーナビーは声を尖らせた
虎徹を部屋へ呼んだ時からそのつもりで、シャワーを浴びている最中はもうそのことで頭がいっぱいで
虎徹と愛し合うのが嬉しくて楽しみで仕方がなかったと言うのに
ここで止められるなど冗談ではないとばかりに、バーナビーは目を三角に尖らせる
その視線の先で、ベッドに横たわった虎徹がおずおずとバーナビーに視線を合わせてきて
「だってよ、まだ……きっ…キスもしてねぇし…いきなりそこって…んわっ」
もそもそといい始め、それが言い終わらないうちに、虎徹の視界いっぱいをバーナビーの綺麗な顔が占領していた
ああ、緑色の瞳が綺麗だな
虎徹がそう思っているうちに、それはどんどん近くなって
柔らかで暖かな唇が触れたと思うと、すぐに甘い舌が入り込んできた
「んっ…」
柔らかく優しく、バーナビーの舌が虎徹の口腔を這い回り粘膜を味わう
顎裏を舐めるとバーナビーの下で虎徹の体がピクピクと震え、虎徹の舌がバーナビーのそれに絡まってきた
「んっ?!」
滅多に自分からは求めてこない虎徹のその動きに、バーナビーの背にぞくぞくとしたものが走る
二人は互いの舌で舌を扱きあい、擦りあい、貪りあった
ぴちゃりと音を立てながら舌が離れると、バーナビーは虎徹の唇の端からあふれた唾液を舐めとりながら、耳元に熱い吐息をふきかける
「おじさん……今日は、おじさんの全身のホクロ、ひとつ残らず探してあげますから…」
どこからそんなに甘い声がと思うくらい甘く蕩けそうな声で囁かれ、虎徹の体もずくずくと欲望が湧き出してくる
虎徹の耳の後ろを舐め上げるバーナビーの背に手を這わせながら、虎徹は誘うようにバーナビーの腰に足を絡め、猛った自分の雄をバーナビーに擦り付けた
「んじゃ…その後で俺が…バニーちゃんのホクロ、探してやるよ…んっ」
「っ!! おじさんっ」
虎徹の動きに、バーナビーが慌てて体を起こすと、組み敷かれた虎徹がいたずらっこのように笑った
「へへっ、バニーちゃんカワイイ」
言われて
体を摺り寄せられて
バーナビーはむぅと頬を膨らませると、かぷりと虎徹の首筋にかじりついた
「じゃ…ホクロの探しっこ…しましょうか…」
-END-