らんま1/2夢
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気がつけばもう夕暮れで、お腹もそろそろ空いてきた頃だ。
見回してみるといつの間にかシャンプーや右京がいなくなっていた。
「うへー腹減った!」
「そうねもう帰りましょうか。良牙くん、よかったら家に寄ってかない?」
「い、良いんですかっ?ではお邪魔させてもらいます!」
ということで四人で天道家に帰る事にした。
途中で乱馬と良牙くんの喧嘩が煩かったり、良牙くんがよく何処かへ行こうとしたりしたけれど無事に家に着く事ができた。
この帰り道で分かった事は、乱馬と良牙くんは仲が良い。少なくとも私にはそう見えた。そして良牙くんはとてつもない方向音痴だという事くらい。
夕食を食べていると良牙くんに話し掛けられた。
「そういや奈々さんは乱馬の体質の事は知って…」
「なになに!?俺と稽古したいって?よぉーし、やってやろうじゃねえか!さっそく道場行くぞ!!」
良牙くんは私に話し掛けたはずなのに何故か乱馬がそのまま良牙くんの襟を掴んで行ってしまった…
良牙くん何が言いたかったんだろう。
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