童実野高校Life

□テスト期間
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「それで!ジャックは部活ではどんな感じなの!?」

「どうって言われても……いつも通りだよ」


いつも通り口煩くて態度がでかいってね。ま、カーリーにはそんな事言えないけど。


「そんなのじゃ分からないわよ!も〜私も満足部に入りたいんだから〜!!」


「入ればいいじゃないの?」


バタバタと暴れるカーリーにアキちゃんは頭の上にハテナを浮かべるかのように聞いた。


「ファンクラブの活動があって忙しいのよ〜…あぁジャックぅ〜」


そんな忙しいのか。てかファンクラブの活動って何なんだ。


「…アキも満足部に入ってたりは…」


「しないわよ。あんな変な部活」

バッサリ即答!

ガーン!!
ま、まあ分かってたけどね!!そんなこと…私も思ってたけどね!!

でも実際に、それもアキちゃんにそんな事言われると結構グサッとくるなぁ〜うぅ。


「でもアキちゃん、気が向いたら入ってくれるんだよね?」


ね?ね?っと期待の眼差しを送って追い詰めると苦い顔をしながらも頷いてくれた。


「気が向いたら、ね」


その気は一体いつ向いてくれるのやら。
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