怖い話
03/20(Mon) 00:28
山猫
学校のトイレに
小学生だった時なので数年前の話ですし、文がかなりグダグダです。ごめんなさい。
この体験のきっかけは小５の冬、同じクラスの女子がトイレ掃除に行っていました。その日も普通に掃除を終わらせ、普通に帰ってくるものだと思っていました。
しかし、その子達は掃除が終わるや否や泣きながら教室に駆け込んできました。
私たちが何があったのか訊ねると彼女らはこう答えるのです。｢幽霊がでた｣と。
ローテーション式だったので私もそのトイレを掃除した事があります。
特別汚いという訳ではないのですが、普段は使われず、はっきり言って掃除する意味が感じられませんでした。そして、何故か使用禁止の個室があったのです。
確かにがらんとしていて不気味な場所でしたが、私にはその場所では幽霊など見えた事がありませんでした。
詳しく話を聞いてみると、普段は閉じている使用禁止の個室ですが、彼女たちは好奇心から開けてみたくなったそうです。
個室の扉はいとも容易く開きました。個室を閉鎖していた理由は水が流れないというものでしたが、水は流れたそうです。
とりあえず掃除をしようと閉鎖されていない個室から掃除をして、最後に使用禁止の個室を掃除してみる事になったそうです。
１つ目、２つ目、３つ目…そして使用禁止の個室…。
最後の個室の扉を開けた瞬間、ソレはいたのです。
紫色の着物を着た─あるいは青色の着物が血によって赤く見えるのか、この世のものとは思えない童女が物凄い形相でこちらを睨んでいたのです。
その恐ろしさは彼女たちが泣いているのを見ると容易に想像出来ました。
あとから気付いた事ですが、隣の男子トイレより女子トイレのほうが、空気が冷たいのです。
また、その後私は友人と百物語をトイレの前でしました。
私はトイレに背を向けて座っていました。正面、つまりトイレを見る事が出来る角度にすわっていた友人二人から別々に｢山猫ちゃんの後ろを黒い人影が通った｣という話を聞いたときは鳥肌が立ちました。
百物語をする事で霊を放してしまったのか、その後紫の子供は校内のあちこちのトイレに現れるようになったということです。
長文、失礼しました。
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