金銀小説
□部屋割り
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「だったら…」そんな中、一番年下のニコルがおずおずと手を上げた
「ん…ニコル」
ミゲルは仕方なくニコルを指した
「ボク…アスラン以外は嫌です」
ニッコリと微笑む顔は天使だが……
「じゃぁオレはアスランとラスティと…ニコル意外がイイ……」
イザークが小さくポツリと漏らし「フンッ」と顔を背けた
(ツンデレ)))
全員が思った
ディアッカはパァァと顔を明るくさせ
「だよね!だよね〜」
とニヤニヤした顔がだらしない
「よかったですね。これでアスランはボクと同室で決まりですね」
「イザークもぉ〜本当可愛♪♪」
「こらっ!くっつくな馬鹿者!!」
ニコル・アスラン・ディアッカ・イザークはワイワイと盛り上がっていたが…
「ちょーっとまったー!!!」
そこまできて、声を張り上げたのはラスティだった
「はい…ラスティ」
ミゲルは渋々声をかけた
「皆で勝手に部屋割り決めて…しかもオレは無視ってお前らそれでもダチかよ!!」
「ダチってもなぁ〜」
ディアッカがボソリと言うと
「なぁ…」
とお互い顔を見合わす
「じゃぁ…オレは1人ぼっちでイイのかよ…皆で盛り上がって…皆嫌いだぁ…」
今にも泣きそうなラスティに一同困惑する