金銀小説

□Dearka Happy Birthday☆2012☆
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「29日休みをとってもいいぞ」


「イザークは?」

「オレは仕事だ」

「だったらいらない」


「………いいのか?次はいつ休暇取れるかわからんぞ?」

「イザークが仕事してるのにオレがおちおち休める筈ないじゃん」

「………ハァ…まったく貴様は…」

「そんな風に言っても本当はオレがいないと仕事困るから嬉しい癖に〜」


「フンッ……たっぷり働いてもらうから覚悟しておけ」


―――――――――

☆28歳の誕生日☆


3月29日

ディアッカの誕生日

結局休みを取らなかったディアッカはいつも通りの勤務をした

「誕生日なんだし、ちょっとは仕事サボりたい〜」

と………冗談半分・本気半分で上司様(もちろんイザーク)に言ったら一蹴りされた


そうして、激務を1日こなしたディアッカは先程イザークと共に帰宅した
時刻は9時を回っている

それでも一応帰りに誕生日ケーキをイザークに買って貰い、「何が食べたい?」と聞かれたので「寿司」と答えると……持ち帰りの握り寿司を2人分買って帰った


「ありがと」

「まぁ…誕生日だしな…」
ディアッカに礼を言われイザークは照れた

ビールで乾杯をして2人はささやかにディアッカの誕生日を祝う
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