金銀小説☆学園☆
□good morning call
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「ほら…イザーク起きてー」
「やだぁ」
朝陽がキラキラと室内に降り注ぐ
ベットの中からなかなか出てこないイザークをディアッカは先程から幾度となく起こしているが、ぐずって起きる気配が無い
昔から朝の弱いイザークを起こすのは一苦労だ
「………イザ〜起きないと……ちゅ〜しちゃうよぉー」
ディアッカの顔が近づき、唇が触れる
「……ん…ディ…ちゅ……」
イザークが寝言の用に呟き、唇を寄せた
「……んっ……っつ……」
ディアッカのキスを素直に受け入れるイザーク
「ちゅ……したから…………寝る……」
唇を離したイザークはそう告げると、再びスヤスヤ……と寝息をたてだした
「もぉ…イザーク…ったら……」
付き合い始めた頃は、コレで確実に起きていた筈なのに、最近では効果がなくなってしまった
(コレはコレでキスを強請ってるみたいで可愛いんだけどね。。。)
ディアッカは、指でイザークの頬をプニプニと、つついた……が、やはり起きる気配は無い
ため息をついて、時計を見る
授業開始まではまだ時間はあるが、学園寮の朝食時間は過ぎてしまった