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□Lesson:1
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「どうだ?ツナ、気持ち良かったか?」
「ぁ、は……」

家光の問い掛けに答えることもできない。何でこんなことをするんだ、とかファーストキスだったのに、とかふざけるなクソ親父!とかいろいろ言いたいのに。

ツナが何も言わないので、それを肯定と受け取ったのか、家光は満足そうに笑う。ただし、さらに色っぽくなってしまった息子の姿に、瞳をぎらぎらとさせながら。

「なら、次はこっちだな」
「ふ、ぇ……?」

まだぼーっとしているツナの上着を脱がせ、シャツを胸元まで捲り上げる。現れたのは、絹のように滑らかで柔らかそうな肌と、まだ誰にも触れられたことのないであろう薄ピンク色の乳首。

「ちょっ…なに……!」
「良いから良いから」

何をされるのか分からず、ようやく慌てだすツナ。家光はその肌に手を滑らせて、胸の頂きにつんと触れてみた。

「んっ、くすぐったい……!」

まだ未開拓のそこへの刺激に、ツナがぴくんと反応する。家光は快感を引き出すように、指で転がしたり、くにくにと捏ねたり、少し強く引っ張ったりした。

「ぅ、ゃ…ぁ……!」

だんだん別の感覚が生まれ始めたのか、ツナが身体を震わせる。

「んんっ…なんで、そんなとこ……!」
「ちゃんとどんな風にするのか覚えないと、女の子を満足させられないぞ?ツナ」
「は、ぁ?満足って…何に……」
「セックスだ。ツナには“エッチ”って言った方が良かったか?」
「なぁっ!?」

その意味を理解して、一瞬で茹でダコのように真っ赤になるツナ。その可愛らしい反応に笑うと、家光は片方の乳首を口に含んだ。

「うぁんっ…!」
「お、ようやく気持ち良くなってきたか?」
「やだっ…父さ、ぁっ…!」

ぬるぬるした唾液とざらざらの舌の触感に、びく、びくと身体を跳ねさせる。その反応に気を良くして、家光はツナの小さな乳首をさらに舌で弄ぶ。

「ゃぁっ…なんか、ヘン…!」
「それにしても、乳首で感じるなんて、ツナは女の子みたいだなぁ」
「なっ…ちが……んんっ!」

経験したことのない感覚が、ツナの頭を混乱させる。ただ、感じているのは明らかで、その証拠を見て家光はにやりと笑った。

「違わないだろ?もう勃ってるじゃないか」
「ぁっ…!?」

いきなり大事な所をやわやわと揉まれ、ツナがびっくりしたように目を見開く。敏感な部分を刺激されると、自然と前屈みになり、足が内股になってしまう。

「若いなぁ、ツナ」
「やだ、ゃっ…やめて…!」
「でも、乳首弄られて勃たせるなんて、ツナはいやらしいな」
「ひ、ぅ……!」

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