Main

□Little princess!
5ページ/9ページ



「やだっ、みないで……ひゃぁぁっ!?」

慌ててそこを手で隠そうとしたら、信じられない光景が目に映った。雲雀が何の躊躇いもなく、ツナのそれを口に含んだからだ。敏感な部分を包む生温かく湿った感触に、ツナは身体を跳ねさせる。

「ひぁっ、ひばりさ…そ、なとこ……んぅぅっ!」

小さな自身は雲雀の口の中にすっぽりと収まってしまい、窄めた唇で上下に扱かれ、裏筋や先端を舌でくすぐられる。
口で奉仕される初めての感覚に、ツナはこれが気持ち良いのかどうかも分からない。ただ、どんどん身体が熱くなっていくのが恐くて、何とか逃れようとするも、他の守護者達に押さえ付けられているので叶わない。

そこへ、

「若きボンゴレ……」

いつの間にか、ツナの目の前にはランボがいた。眉を下げ、どこか切なそうな表情をして、だが瞳には他の男達同様に熱っぽいモノを浮かべて見つめてくる。

ランボはツナの両頬に手を添えると、顔を近付けた。。

「ああ、十年前の貴方にこうして触れることができるなんて……」
「ぁっ、ランボ…!?んむぅっ…!」

ツナが止める間もなく口付けられる。先ほどの獄寺のとは違う、余裕のなさそうな、貪るようなキスだ。

「んっ、んんっ…!ふっ…!」
「……そういや、ランボは昔ずっとお預け食らってたもんなぁ」
「当たり前だ、十年前っつったらまだ五歳だぞ。ていうか今も未成年だろうが」

頭上で、茶化すような山本と不機嫌そうな獄寺の会話も聞こえないくらい、ランボは夢中でツナの唇を味わっていた。

「んんぅっ、んっ…ふぅ、んっ……!」

呼吸するのも苦しいようなキスに、意識がだんだんぼやけていく。さらに自身や敏感な部分に刺激を与えられて、ツナはもう何も考えられなくなっていた。
雲雀の口に捕らえられた自身が高ぶり、びくびくと震える。

「んんんっ、んはっ…!だ、めっ…ひばりさ、でちゃうっ…!」
「良いよ、出しても」
「やぁっ…はなし……ゃっ、んぅぅぅぅっ!」

大きく吸い上げられ、追い打ちをかけるように軽く歯を立てられて、ツナは呆気なく熱を吐き出してしまった。

「ふふ、ごちそうさま」
「はっ、ぅ……ぅぅ、ふぇ……」

大勢の前で粗相をしてしまった上に、吐き出したものを飲み込まれてしまい、ツナはとうとう泣き出してしまった。

「泣かないで下さい、ボンゴレ……」
「そうだぞ、皆沢田に極限に気持ち良くなってもらいたいだけなのだからな」

ランボが溢れた涙を舐め取り、顔中にキスを降らせる。了平は宥めるように、ツナの頭を優しく撫でた。

次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ