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□Little princess!
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それが合図になったかのように、守護者達はそれぞれツナの身体に手を伸ばし始めた。
上半身や足をゆるりと撫でられて、そのいやらしい手つきに、ツナは怯えたように身体を捩る。

「ちょっ…や、待って……!」
「大丈夫ですよ、十代目。何も恐くないですから」
「だっ、て……んぅっ!」

獄寺は、たくさんの手から逃れようと動いていたツナの頭を撫でながら、安心させるように笑うと、その唇に口付けた。端正な顔が目の前いっぱいに広がり驚くツナの柔らかい唇を割って、するりと舌を忍び込ませる。

「んっ、んんっ…ふ、ぁっ…んむっ…!」

口内を掻き回され舌を絡められて、大きく見開いていた目がだんだんとろんとなっていく。頭の芯が痺れるような気持ち良さに、抵抗していた身体から力が抜ける。

「そうそう、ツナはそうやって感じてれば良いからな?」
「んんぅっ…!」

いつの間にか上着をめくり上げて、露になった胸の突起に触れながら山本が言う。薄い色のそれを摘まれた瞬間、ツナの身体がびくっと跳ねた。

「ん、んんぅっ…!ふっ、んぁっ…!」

そのままくりくり、くりくりと執拗に弄られて、キスされたままの口から鼻にかかった声が漏れる。

「ふ…沢田の胸、もう赤くなってきたぞ?」
「んんふっ…!」

ツンと尖ったもう片方の乳首に、了平がちゅっと吸い付いた。ねっとりした舌に小刻みに転がされて、先端から甘い痺れが広がっていく。

「は…十代目、すげぇエロい」
「ぁっ、ゃぁっ…なんか、へん……!」

ようやくキスから解放されて、ツナは息を乱しながら戸惑ったように身体をわななかせた。
くすぐったいような、妙な感覚に、どうして良いのか分からないのだろう。

「感じやすいのは十年前から同じだね。ほら、もうこんなになってるよ」
「ゃっ…!」

いきなりハーフパンツをずるりと下ろされて、抵抗する間もなく下着も一緒に剥ぎ取られた。下半身が外気に触れ、ツナの顔が羞恥に赤く染まる。

現れた自身は幼すぎるほど小さくて、だがキスや胸への愛撫によってすでに勃ち上がっていた。

「うわ…これは……」
「ああ…ヤバいな……」

まだ根本の茂みもほとんどなく、自身は小さく薄い色をしているのに、ふるふると勃ち上がって透明の蜜まで溢れさせている。その矛盾がとてつもなくいやらしくて、男達はごくりと唾を飲み込んだ。

一方、恥ずかしい部分の恥ずかしい状態を大勢の目に見られて、ツナは半泣きになっていた。

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