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□Unexpected
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触手の一つが胸の突起を捕えたのだろう。その瞬間、先ほどまでの気持ち悪い感覚とは違う別の感覚に襲われた。
「ひゃっ、ぁっ…!ぁっ…んくぅっ…!」
すりすりと擦られたそこから痺れるような感覚が生まれて、ツナは堪らず身をくねらせる。そんなところを弄られた経験のないツナは、これが“気持ち良い”という感覚だとは分からず、ただ困惑したように喘がされる。
しかも片方は触手の先端でこりこりと捏ね回され、もう片方は吸盤でキツく吸い上げられて、別々の刺激に身体が跳ね回るのを止められない。
「ゃぁっ…!なんでっ…ぁっ、ふぁぁっ!」
「想像以上にイイ声で啼くじゃないか。どうやら感じやすい身体のようだな」
「ゃっ、違っ…んんぅっ!」
否定しようとしても、与えられる刺激に阻まれて、口から出てくるのは自分のものとは思えないような高い声ばかり。
せめて嫌々と首を振るものの、触手の愛撫ですでにツナの頬は赤く染まり、目は潤んでとろんとしていた。
「さて、そろそろ見せてもらおうか……お前の身体を」
「っ、ゃ…!」
男がシャツの襟刳りに手をかけて下に引っ張ると、ツナの着ていたTシャツは簡単に破れてしまった。
細く白い上半身が露になり、そこは触手の粘液でてらてらと怪しく光っている。そして、赤く色付いた胸の頂きには触手が吸い付き、ほっそりとした胸元や腰にもぐねぐねしたものが巻き付いて、ずりずりと這い回っていた。
「ヒッ!そそるぞ……では、こちらはどうなっているかな……?」
「ッ、やだっ…!」
次に男の手が伸ばされたのはズボンだった。
何をしようとしているのか分かったツナが、必死に身体を捩る。だが、触手に捕えられていては全く意味がない。
あっさりとズボンを下ろされて、下着もずらされてしまった。
現れたそこは中学生にしても幼すぎて、だがすでに勃ち上がり気持ち良いということを主張している。ピンク色の先端からとろとろと蜜を零して、ふるふると震えていた。
男が大きく喉を鳴らす。
「もうこんなにして……いやらしい身体だ」
「ゃっ、見ないで……ぁぅっ!」
ピンッと軽く弾かれて、そこからさらにぴゅくっと先走りを飛ばしてしまう。男の滾るような視線を感じ、さらに体温が上がる。
そこへ、上半身を撫で回していた触手のいくつかが、露になった自身に誘われるように、腰のラインをなぞりながら下へと下ってきた。
自身に近付こうとするそれに気付いたツナが、焦ったように足をばたつかせる。