Main

□Unexpected
4ページ/7ページ



触手の一つが胸の突起を捕えたのだろう。その瞬間、先ほどまでの気持ち悪い感覚とは違う別の感覚に襲われた。

「ひゃっ、ぁっ…!ぁっ…んくぅっ…!」

すりすりと擦られたそこから痺れるような感覚が生まれて、ツナは堪らず身をくねらせる。そんなところを弄られた経験のないツナは、これが“気持ち良い”という感覚だとは分からず、ただ困惑したように喘がされる。
しかも片方は触手の先端でこりこりと捏ね回され、もう片方は吸盤でキツく吸い上げられて、別々の刺激に身体が跳ね回るのを止められない。

「ゃぁっ…!なんでっ…ぁっ、ふぁぁっ!」
「想像以上にイイ声で啼くじゃないか。どうやら感じやすい身体のようだな」
「ゃっ、違っ…んんぅっ!」

否定しようとしても、与えられる刺激に阻まれて、口から出てくるのは自分のものとは思えないような高い声ばかり。
せめて嫌々と首を振るものの、触手の愛撫ですでにツナの頬は赤く染まり、目は潤んでとろんとしていた。

「さて、そろそろ見せてもらおうか……お前の身体を」
「っ、ゃ…!」

男がシャツの襟刳りに手をかけて下に引っ張ると、ツナの着ていたTシャツは簡単に破れてしまった。

細く白い上半身が露になり、そこは触手の粘液でてらてらと怪しく光っている。そして、赤く色付いた胸の頂きには触手が吸い付き、ほっそりとした胸元や腰にもぐねぐねしたものが巻き付いて、ずりずりと這い回っていた。

「ヒッ!そそるぞ……では、こちらはどうなっているかな……?」
「ッ、やだっ…!」

次に男の手が伸ばされたのはズボンだった。
何をしようとしているのか分かったツナが、必死に身体を捩る。だが、触手に捕えられていては全く意味がない。

あっさりとズボンを下ろされて、下着もずらされてしまった。
現れたそこは中学生にしても幼すぎて、だがすでに勃ち上がり気持ち良いということを主張している。ピンク色の先端からとろとろと蜜を零して、ふるふると震えていた。

男が大きく喉を鳴らす。

「もうこんなにして……いやらしい身体だ」
「ゃっ、見ないで……ぁぅっ!」

ピンッと軽く弾かれて、そこからさらにぴゅくっと先走りを飛ばしてしまう。男の滾るような視線を感じ、さらに体温が上がる。

そこへ、上半身を撫で回していた触手のいくつかが、露になった自身に誘われるように、腰のラインをなぞりながら下へと下ってきた。

自身に近付こうとするそれに気付いたツナが、焦ったように足をばたつかせる。

次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ