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□Red chain
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否定させない、とばかりに両方の突起をぐりぐりと弄ってやると、またびくっとなる。

ツナ君は随分と感じやすい身体のようだ。ちょっと触っただけでこんなに反応して……まぁ、好都合だけど。

(もっと乱れてもらわないと、ね……)

内心ほくそ笑んで、ポケットに忍ばせておいた小瓶を取り出した。とろりとした液体の入った瓶の蓋を開けると、ツナ君が不安げな表情で見つめてくる。

「な、何…?それ……」
「媚薬。本当は薄めて使うんだけど、ツナ君は淫乱そうだから、このまま使ってあげるね」
「び、やく…?いん……?」

聞き慣れない単語に戸惑うツナ君に、酷い加虐心が湧いてくる。
恐らく自慰もしたことがない、性について何も知らない純粋な彼を、この手で汚すことができる……そう思うと、すごく興奮した。早くめちゃくちゃにしてやりたくて仕方がない。

「……すぐに分かるよ」
「ひぁっ!」

指に垂らした媚薬の原液を、両方の乳首にたっぷりと塗り付ける。さっき弄ったせいでぷっくりと腫れ上がり、色付いた乳首が濡れて光る様子は、ものすごくいやらしかった。

「ゃ、ぁ…なにっ……?」

ツナ君の身体がぶるりと震える。即効性のかなりキツい薬を、しかも原液を敏感な所に直接塗られたんだ。乳首だけじゃなくて、身体中が疼いて仕方がないはず。
やがて柔らかな頬や白い肌はほんのりと上気して、瞳は涙で薄ら潤んできた。呼吸もだんだん乱れて、小さな口からは熱い吐息が漏れている。

可愛らしくていやらしい姿に、僕は乾いた唇をぺろりと舐めた。

「身体、熱くなってきた?」
「ぁっ…何か、へんっ…ぁぁぁっ!」

上半身や頬を軽く撫でてやると、それだけでびくびくと震える細い身体。その反応に気を良くして、乳首も再びこりこりと弄ってやる。

「ぁっ、はぁっ…!も、やめ…エンマくっ…!」
「これくらいでへばらないでよ」

これからもっと酷いことするんだから、と心の中で呟いて、いったんツナ君の上から退いた。ツナ君がホッとした表情をするけど、もちろんこれで終わるつもりはない。

ベッドから降りて、下にある引き出しからあるモノを取り出す。小さな楕円形のモノがコードで繋がった、コードの先にスイッチの付いた、いわゆるローターだ。

解放してもらえると思っていたツナ君の顔が、再び強ばった。

「っ、今度は…なにっ……?」
「もっと、気持ち良くしてあげるね」

それを、ひくひくしているツナ君の乳首にそれぞれ押しあてて、テープで固定する。

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