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□False charge
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「本当に、俺はっ……!」
「何と言おうが、お前は罪を犯した。なんなら、その身体に聞いてみようか?」
「っ……!」
その言葉に、表情がサッと凍り付く。
男の言っていることは、明らかにおかしかった。こちらはまだ何の事情も分かっていないのに。なぜ話を聞くことさえもしようとしないのか。
そして、男の言葉に周りにいた看守達がツナの身体を床に押さえ付けたので、ツナの恐怖は最高潮に達した。
「ひっ、ゃっ…やだっ……!」
「チッ…暴れるな!」
「やだぁっ…!」
まさか拷問を受けることになるなんて。パニックを起こしてめちゃくちゃに暴れても、大人の男複数相手では全く意味がない。
男達はツナの服に手を伸ばすと、いとも簡単にそれを引き裂いてしまう。そして、露になったツナの上半身をまさぐり始めた。
「っ、ゃっ…な、に……!」
部屋にあるまがまがしい器具を使われるとばかり思っていたツナは、戸惑いと不安に男達を見上げる。だが、
「っ……!」
男達は皆いやらしい目でツナを見下ろし、口元には下卑た笑みを浮かべていて……ツナはぞくりと背筋を震わせた。身体を這い回るたくさんの手が、一気に嫌悪感と恐怖に変わってしまう。
ツナは知らなかった。男達が、ツナの陽に焼けず白くて滑らかな肌に、息を荒げていたことを。
「ゃぁっ…いや……!」
「はっ、女みたいな身体しやがって」
「ここも、ピンクじゃねぇか」
「っぁぅっ……!」
胸の突起を指で弾かれて、そこから何とも言えない感覚が走り抜ける。
思わず漏れてしまった高い声に、男達はさらに勢いづいたようだった。
「んんっ…ぁぁっ……!」
明らかにこの状況は異常だった。罪に問われた人間を、白状させるからといってこんな目に遭わせるだろうか。それもツナは、まだ自分が何の罪に問われているのかも分かっていないのに。
どう考えても、最初からこうすることが目的だったようで。
(なん、で……?)
妙な感覚に耐えながら、必死に自警団の男へと顔を向ける。男は椅子に座り直し、やはり笑いながらこちらを眺めていて……疑念は確信へと変わった。
「ふ、ぁっ…やめ、て…おねがっ…やめさせて……!」
「お前が罪を認めれば、すぐにでも止めてやろうじゃないか」
「そ、なっ…ぁぁっ……!」
乳首を強く摘まれて、言葉を紡ぐこともできなくなる。だんだん硬くなってきたそれを捏ねられ、押し潰されて、電流のようなものが走り抜けるのだ。