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□Corruption
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「んっ……!」

胸元や臀部をやわやわと揉まれて、身体がぴくりと反応する。

ツナが一番嫌悪感を抱くのは、男との行為に感じてしまう自分がいることだった。始めは精一杯拒絶して、必死に我慢するのだが……身体は本能には素直なもので……結局は男の愛撫に酷く感じて、何度もイッてしまう。

いつか、たとえ男の支配から解放されたとしても、元の生活に戻れるかどうか不安だった。無意識に快楽を求めるようになってしまったら……そう考えるだけでゾッとする。

「せん、せ…おねが…やめて……」
「止めるって何をだ?ん?」
「っ……!」

ジャージの上から胸の突起を摘まれ、びくんと身体が跳ね上がる。敏感なそこを刺激されれば、嫌でも感じてしまう。

「沢田…前にも言ったが、これは立派な補習なんだぞ」
「そ、んな……」
「沢田は保健のテストも悪かっただろう」
「ぁっ……!」

ようやく拘束から解放されたと思ったら、その場に強引に座らされた。怯えたように見上げれば、やはり欲情しきった表情の男が、

「ほら、服を捲って……胸を先生に見せてみなさい」
「っ、ぅ……!」

男の命令は絶対だった。
のろのろと手を動かし、体操服の裾をつかむ。ゆっくりと捲り上げると、ほっそりした上半身を男の目の前にさらした。

男の顔を見ることができず、ギュッと目をつむってしまう。滾るような視線を感じて、体温が一気に上がった。

「ふ…まだ少し触っただけなのに、もう濃い色になっているな」
「んっ…!」

しゃがんだ男がそれを間近で見つめ、軽く息を吹き掛けられて、ぞくりとした感覚と羞恥で肌が粟立つ。ツナの乳首は濃いピンク色になり、すでにぷっくりと腫れていた。

「本当に、女の子みたいだなぁ」
「っ……!」

さらに恥ずかしいことを言われて、顔が真っ赤に染まる。また、無理やりやらされているとはいえ、自分からそこを見せているという行為がさらに羞恥心を煽った。

「ほら、沢田…どうしてほしい?」
「っ……!」
「ちゃんと、自分の口で言うんだ」

本当は言いたくない。けど逆らえなくて、ツナは躊躇いがちに口を開く。

「せん、せい……つ、ツナの…ち、ちく、び…さわって、くださ……」
「触るだけで良いのか?」
「んんっ…!」

指先が突起に触れ、くりくりと転がされて身体がびくびくと跳ねる。もともと敏感だったそこは、男に何度も嬲られさらに感じやすくなっていた。

だが、男はそれだけでは満足しないだろう。

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