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□Third steps
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「ゃぁぁだめっ…ぁぁっ、とうさ…!と、さぁんっ…!」
「ツナ……」
感じすぎて辛いはずなのに、気持ち良い所を弄るのを止められない。いつしかツナの頭の中では、まるで家光に犯されているかのように思っていた。
そんな息子に名前を呼ばれ、家光はすぐにでもその身体を貪りたい衝動に駆られる。だが、そうしてしまうのは少し勿体なくて、
「ツーナ。お前ばっかり気持ち良くなってどうするんだ。ちゃんと解さないと入らないだろう…?」
「ぁぁっ…だっ、て…ん、ぁっ……!」
意地の悪い顔で笑われて、そこで父親に見られているということを思い出す。だが、それはさらにツナの欲情を煽るだけだった。
細い腰ががくがくと揺れ、自身からは先走りがとめどなく溢れる。三本の指を飲み込み、出し入れする度に赤い肉壁が見え隠れする秘部が、家光からも良く分かった。
「そろそろ、父さんのが入るようになったか?」
「ぁっ…!」
目の前で夢中で自分の秘部を掻き回す息子の姿に、家光も限界で。すでに天を向いていた自身は、息子の痴態を見てさらに昂ぶり、ぱんぱんに腫れ上がっていた。
それを見て、ツナはごくりと唾を飲み込む。
「ぁ…すご、い……!」
後孔から指を引き抜いて、誘われるようにその怒張へ手を伸ばす。触れればびくびくと脈打つそれに、銜えるものがなくなった後ろが期待するように締まった。
「ツナ、もっと腰上げて……」
「ん……」
のろのろと腰を浮かせ、屹立した自身の真上に臀部を移動させる。
やはり、自分からそれを受け入れるのはまだ怖い。だが、身体はもっと強い快感を求めていて……家光の熱が欲しくて仕方がなかった。
切っ先が双丘に触れ、ツナはそれだけではぁ、と熱い吐息を漏らす。
「そのままゆっくり腰を下ろすんだ…無理はするなよ……?」
「う、んっ……!」
少しずつ腰を落とせば、硬いそれが双丘を割って、奥にある蕾へ到着する。当たってぬちゃ、と音がした瞬間、ぴくんと身体が跳ねた。
「さっきみたいに大きく息をして……」
「っ、ぁ……!」
ぐちゅ、と切っ先が入り口にめり込む。家光の腹部に両手を着いて、ツナははぁはぁと息を乱しながら、ゆっくりとそれを飲み込もうとした。
「ぁ、ぁ…ぁ……!」
「くっ……」
内壁が押し広げられ、限界まで引っ張られていく。身体の力を抜きたいのに、そこは喜ぶように家光自身を締め付ける。
時間を掛けて、ツナはようやく家光を完全に受け入れた。