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□Third steps
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ツナは、自分の指をゆっくりと後孔へ埋め込ませていった。つぷりと、指先がそこへ潜り込む。

「んっ…ぅ……!」

痛みはあまりない。が、異物感と圧迫感、ぬるりとした感触が気持ち悪くて、ツナはきゅ、と顔を歪めた。

「ゃ、ぁ…きつい、よ……!」
「ツナ、ゆーっくり…な?息吸って、吐いて……」
「ぅぅっ…ぁ、は…はぁっ……!」

言われた通り必死で呼吸をしながら、押し返すように蠢く内壁を掻き分けていく。ローションの滑りを借りて、それはゆっくりと奥へ埋まっていった。

ちらりと家光に視線を向けると、

「そうだ…上手いぞ、ツナ……」

優しげに見守りながらも、その瞳は熱っぽくツナの姿を見つめていて……。

「ぁ、ぁっ……!」

その、視線で犯されているような感覚に、どんどん身体が熱くなっていく。

気が付けば、そこはすでに指を根元まで埋め込んでいて、ツナは無意識にピストンを繰り返していた。

「ぁっ、ぁっぁっ…!」
「やっぱり、ツナは飲み込みが早いなぁ」
「ふ、ぁっ…ん……!」

褒められて、身体がぞくりと震える。

ぬるぬるした指がが内壁を擦って、じんわりとした快感が生まれ始めて、

「ん…ん、ぅ……!」

だが、ツナはそれだけの刺激では物足りなく感じていた。いつも家光に狂うほどの快感を与えられている身体では、満足できないのも無理はない。

すると、それを見透かしたかのように、

「ツナ、そろそろ指を増やしてみな」
「んんっ…!」

そう言われて、指をもう一本挿入する。緩やかだった動きはどんどん早くなって、後ろからはぐちゅぐちゅと大きな音が聞こえていた。

恥ずかしいのに、そこを掻き回すのを止められない。いつしかそこは、三本の指を銜えていた。

「食いしん坊だなぁ、ツナのそこ…もう三本も美味そうに銜えてるぞ?」
「ゃ、ぁ…だって……!」
「ほら、いつも父さんがやってるみたいに動かしてみろよ」
「んっ、んんっ……!」

操られるように、激しくピストンしていた指が、今度はそれぞればらばらに動き出す。さらに内部を押し広げるように。

もはや、気持ち悪い感覚は全て快感へと塗り替えられていた。さらに、

「ひぁぁっ…!」

折り曲げた一本の指が前立腺を掠める。その瞬間、家光の上で大きく身体がしなった。

「ぁぁっ、ぁっ…ぁんっ…!」

一度強い快感を得られれば、身体は貪欲にそれを求め始める。見つけたそこばかりを指で擦ってしまって、ツナはいやらしく身体を身悶えさせた。

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