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□Third steps
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「なら、今日はツナが自分で挿入れてくれよ」
「え……?」
言われた言葉の意味が分からず、ツナは惚けた声を出す。
「とうさん…どういう……」
「ん?だからな……」
家光は意味ありげに笑うと、ツナの小さな臀部に指を這わせた。
「ツナが、自分で父さんのおちんちんを挿入れるんだよ。ここに…自分で慣らして、な……」
「っ、な……!」
割れ目をするりとなぞられて、ツナが驚愕に目を見開く。
「そ、そんなことっ…できるわけ……!」
「大丈夫だ。ツナはキスもフェラも上手にできるようになったじゃないか」
「で、でもっ…!」
顔を真っ赤にして身体を離そうとしても、ぎゅうぎゅうと抱き締められてしまう。
家光に後ろを弄られるだけでも恥ずかしいし、始めはまだ怖くて仕方がないのに、自分でするなんて考えられなかった。
だが、宥めるようにキスされれば、暴れていた身体が一瞬で大人しくなってしまう。
「なぁ…父さんのコレ、欲しいだろ…?」
「ぁっ…!」
また熱を持ち始めている家光の自身を握らされて、その昂ぶりに胸が脈打つ。口から熱っぽい吐息が漏れて、後ろがきゅぅぅっと締まるのが分かった。
「また、父さんが教えてやるから…な……?」
「んっ…!」
耳元で囁かれて、ツナはぞくぞくと身体を震わせた。
***
ベッドの上に寝転がった家光を跨いで座る。
家光に言われて、ツナは服を何も身に付けていなかった。自分だけ全裸になるのは恥ずかしかったが、いつしかそれも自分を煽るものに変わる。
「ツナ、手を出せ」
「ん……」
家光が、持っていたローションの蓋を開けて、中身をツナの指に垂らす。とろりとした液体が指にまとわりついて、それだけで妙な気分になってしまう。
「始めは一本だけ、ゆっくり入れてみろ」
「う、ん……」
家光の上で腰を少し浮かして、恐る恐るその秘部へと手を伸ばしていく。双丘を掻き分けた指が、奥にある窄まりに触れた。
「んっ…!」
ぬるっとした自分の指が触れて、ぴくんと身体が跳ねる。物欲しそうにひくひくとしているそこは、ツナの指を飲み込もうとしているが……やはり自分でそこに入れるのは、まだ躊躇われた。
「ツナ…ゆっくりで良いから、な……?」
「っ……!」
強請るように家光が腰を少し上げれば、昂ぶった自身がツナの足に擦れる。
その熱く硬い欲に、ツナの喉が鳴った。この大きなモノで、ナカを強く突いてほしくて堪らなくなる。