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□Third steps
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穏やかな休日の昼下がり。天気も良く、外では子どもの遊ぶ声が聞こえてくる。
だが、そんなのどかな時間帯にも関わらず、とある一件の家……沢田家には、淫猥な空気が漂っていた。
「ん、んんっ…ふ、ぅ……!」
二階にある沢田家長男の自室。中では、ぴちゃぴちゃと濡れたような音が響いていた。同時に、くぐもった少年の声も。
部屋の持ち主である沢田綱吉……ツナが、ベッドに腰掛けた父親……家光の前にぺたんと座り込んで、その大きな自身を口に銜えていた。
その表情は甘く蕩け、どこかうっとりとしている。
「ん…気持ち良いぞ?ツナ……」
「ん、ふっ……!」
家光が頭上から優しく微笑み、大きな手が頭を撫でて、ツナは嬉しそうに身体を震わせた。
実の父親である家光に、フェラの仕方を教わってから数週間。知らぬ間に淫らな身体に作り替えられてしまったツナは、もう父親の愛撫なしにはいられなくなってしまっていた。
家光に触れられたり、抱き締められたりすると、身体が火照ったように熱く、気持ち良いことをしたい気分になってしまう。低い声とたくましい身体に、無意識に腰が甘く痺れる。
もう以前のように避けることはなくなったが、代わりに家で二人きりになると、ツナは家光と淫らな行為をするようになった。家族が誰もいないのを良いことに、互いの性器を弄び、舐め合って、そして最後までしてしまうこともしばしばだ。
今日もまた、母親達が買い物へ出掛けている隙に、ツナは自分の部屋で、自分の父親の自身に嬉々として奉仕していたのだった。
ただ、悩みの種はそれだけではなくて……父親のことを考えるだけで、姿を見るだけで胸が締め付けられる感覚に捕われるのだが……この気持ちが何なのか、ツナはまだ知らない。
「ん、んんっ…ちゅ、んぅっ…!」
教わった通りに屹立した肉棒を銜え、舐めしゃぶる。括れや割れ目に舌を這わせ、竿を手で扱く。
男同士で、しかも親子でこんなことするのはおかしいと、いけないと分かっているのに……。
それが嬉しそうにびくびくと脈打ち、大きくなるたびに自分も興奮してしまう。雄の臭いが濃くなればなるほど、ツナの身体もどんどん熱くなっていく。
その証拠に、
「……ツナ、これ何だ?」
「んんっ…!」
突然、素足で自身を刺激されて、ツナはびくんと身体を跳ねさせる。触れられてもいないはずのそこは、すでに勃ち上がっていた。