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□Surprise
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今まで経験したことのない感覚に、頭と身体が混乱する。ツナは瞳に涙を浮かべて、訴えるようにリボーンを見つめた。

「そりゃ、大人のレッスンだろ。自慰もしたことないお前のために、な」
「じ、い……?」

ツナが性に疎く、自慰すらしたことがないのは、いつも側で一緒に生活していたリボーンが一番良く知っている。

だからこそ、この純粋な少年に、自分の手で快楽を叩き込んでやりたいと思った。自分以外の人間が必要以上に近付かないように、いつも側で目を光らせていたのだ。

だから呪いが解けた今、もう我慢することも、遠慮する必要もない。

「良いから、オメーは大人しく感じてろ」
「なに、ひゃっ…んんんっ…!」

再び自身を根元まで銜えられて、言葉を阻まれてしまう。

「んっ、んぅっ…ふ、ぁぁっ、ぁっ…!」

素早く扱かれ強く吸い上げられ、身体がおかしくなってしまったかのように跳ね上がる。じゅぷ、じゅっ…と自分の下半身から濡れた音がして、恥ずかしくて堪らないのに、それ以上の快感にどうすることもできない。

(なん、で…きもち、よぉっ……!)

今まで自慰すらしたことがなかったツナにとって、リボーンから与えられる刺激は強すぎた。

「ぁぁっ…ゃっ、りぼっ…はなし、て……!」
「ああ?」
「ぁっ、でちゃ…おしっこ、でちゃうっ…!」

自身に熱い何かがせり上がってくる感覚に、ツナは焦ったように懇願する。だが、それを聞いたリボーンは意地悪く笑うと、

「良いぞ、出しちまえ」

思い切り、自身を吸い上げた。

「やだっ…っ、ぁぁぁぁぁっ!」

その瞬間、ツナは我慢できずに、リボーンの口の中に熱を吐き出してしまった。

「ぁっ…ぁ……!」

尿を出すのとは違う、言葉で言い表わせないような感覚。

初めての射精を終えた身体は、ぐったりとベッドへ沈み込んだ。

「ん、結構出たな」
「はぁっはぁっ…おしっこじゃ、ない…?ってあああ!リボーンっ…の、飲んっ…!?」

達した時の衝撃とか、自身から得体の知れないものが出て、しかもそれをリボーンに飲まれてしまったとか……いろいろなショックで、ツナはパニックに陥っていた。

「落ち着けダメツナ。これはおしっこじゃねぇ」
「え、え……?」

不思議そうに、まだ余韻に浸っているのか少しとろんとした表情で見上げてくる少年に、リボーンはさらに加虐心が湧いてくるのを感じる。

「男はな、気持ち良くなるとここからさっきみたいなのを出すんだよ」
「そ、そう、なの……?」
「ああ。気持ち良かっただろ?」
「う、うん……」

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