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□Surprise
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「……チッ、ダメツナが」
「え……んぅっ…!」

ツナが何かを言う前に、リボーンはそのふっくらとした唇を奪っていた。

本当に、この天然で無自覚な少年にはかなわない。もともと密かに想いを抱いて、呪われた姿の間ずっと我慢をしていたのだから、余裕などすでになかったのかもしれないが。

一方のツナは、急に端正な顔がドアップで映り、唇に柔らかいものを押し当てられて、頭の中が真っ白になっていた。

(な、な、なになになにっ…!?)

「んむぅっ…ん、んんっ…!」

だが、驚く暇もリボーンを押し退ける間もなく、口内に滑り込んできた舌に内部を掻き回されてしまう。絡み付いてくる熱い舌に、呼吸や身体の力が奪われていく。

「ん、んぅ…ふ、ぁっ…んん……!」

(な、に…なん、で……)

何故いきなりリボーンにキスされているのか分からないのに、苦しくて気持ち良くて、何も考えられない。。頭の芯がぼやけ、さらに腰も甘く痺れる。
ツナはすでに瞳をとろんとさせて、リボーンの顔をぼんやりと見つめながら、無意識に足を擦り合わせていた。

それに気付いたリボーンが、くすりと笑って手を下へ伸ばしていく。

「……この淫乱。キスだけで勃たせてんじゃねぇぞ」
「ふ、ぁっ……!」

唇が触れたまま低く囁かれて、それだけで腰がぞくりと震えてしまう。

キュッとそこをつかまれて、力の入らない身体がぴくんと跳ねた。すでに反応しかけているそれをやわやわと揉まれ、ツナはびくびくと腰をわななかせる。

「ゃぁっ…ゃ、なんで…やめ、て……!」
「人の手に擦り付けてきて何言ってやがる」
「ひゃ、ぅ……!」

咎めるように強めに摘まれれば、口から女の子のような声が上がる。

その反応に気を良くしたのか、リボーンはツナのハーフパンツをつかむと、下着ごと一気にずり下ろしてしまった。

「ぎゃああっ!な、何するんだよ…!」
「色気のねぇ声出してんじゃねーよ。萎える」
「何わけの分かんないこ…ふぁぁっ!」

リボーンいわく色気のない声は、自身がぬるりとしたものに包まれた瞬間甘いものへと変わった。見ると、リボーンがツナの両足の間に顔を埋めて、自身を銜え込んでいて、

「やだっ…なにして、きたなっ…ふぁ、ぁっ…!」

抵抗する間もなく唇で扱かれ、ツナは強い快感に襲われた。

「ゃぁ、りぼっ…なん、でぇ……!」
「何回も言わせんな。レッスンだぞ」
「だからっ…なん、の…んぅぅっ…!」

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