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□Puppeteer
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「ん、んんっ…ふ、ぅっ……!」

大きく抜き差しを繰り返され、じわじわと妙な感覚が広がっていく。自分の後ろからぐちゅぐちゅという濡れた音が聞こえて、耳を塞ぎたくなった。

「ふ…まさか、指と後ろだけで感じているのですか?」
「ちがっ…そ、んな……!」

見ると、幼い自身はわずかに勃ち上がっていて、ツナは自分に愕然とする。嫌なはずなのに、単純に反応する身体が恨めしい。

「ああ、そう言えば貴方が一番感じるところを触ってあげていませんでしたねぇ」
「ぇ……」

緩やかにピストンをしていた指が、ナカでくい、と折り曲げられる。そして、そのしこりに触れた。

「ひぅぅっ!」

その瞬間、びりりっと強い快感が走り抜けて、ツナは大きく背をしならせる。

「ぁぁぁっ!ゃぁっ…そこ……!」
「ここもぷっくり腫れていますよ。いやらしい」
「ぁっ、ふぅぅっ…!」

ぐり、ぐりと指の腹で前立腺を擦られて、強すぎる快感に目眩さえする。無意識に逃げようとする身体を押さえ付けられて、そこばかり弄られた。
一気に、自身にせり上がってくる熱。

「ひゃぁぁだめっ…イッちゃ……んぅぅぅぅっ!」

触れられていないにも関わらず、ツナはびしゃりとシーツに白濁を吐き出してしまった。

「おやおや…この程度でイッてしまうとは……やはり相当な淫乱のようだ」
「はぁっ、はぁっ……っ、ぁ…?」

後ろから指を引き抜いて笑うデイモンに、ツナは何も返すことができない。なぜなら、薬を塗られた後孔が、擦られたナカがじくじくとした熱を持ち始めたからだ。

熱はじんわりと全身に広がって、頭までぼんやりとしてくる。イッたばかりの自身が、再び勃ち上がっていく。

「ぁ、ぁ…なんで…あつ、い…あつい……!」

実は、デイモンが使った薬は傷を治すものではなく、強い媚薬だったのだが……そんなことを知らないツナは、自分の身体の異変に混乱するばかりだった。

「ヌフフ……」
「ぁ……!」

デイモンは、俯せになって震えるツナを仰向けに倒すと、その上に覆い被さる。ツナは頬を上気させ、はぁはぁと息を乱しながら、顔を近付けてくる男をぼんやりと見上げた。

「さて、そろそろ本題に入りましょうか。私の本当の目的は……沢田綱吉、お前を私のものにすることだ」
「っ、ぇ……?」

何を言われたのか分からなくて、ツナは惚けた声を出す。


デイモンの望みは、最強のボンゴレを作ることだった。その為には軟弱な今のボンゴレを潰し、自ら新しく組織を築き直す必要があると思っていた。

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