Main
□Puppeteer
3ﾍﾟｰｼﾞ/8ﾍﾟｰｼﾞ
｢大人しくしていなさい。……それとも、さっきみたいに手酷く犯してあげましょうか？｣
｢っ……！｣
だが、低い声音でそう言われると、一瞬で身体がびくりと固まってしまった。
面白いくらい萎縮してしまったツナに、デイモンはくすりと喉の奥で笑う。そして、彼の双丘を隠していたカッターシャツを捲り上げた。
｢っ……！｣
肌が外気に触れて、ツナはカッと体温が上がるのを感じた。腰を突き出し、臀部を他人にさらす体勢が恥ずかしくて堪らない。
さらに、デイモンは白い尻たぶをつかむと、ぐっと左右に広げた。
｢ゃっ…！｣
｢随分赤くなっていますねぇ｣
｢っ、やだ……！｣
自分でも見たことのない秘部に視線を感じ、その上恥ずかしいことを言われて、ツナは我慢できず身体を捩ろうとする。
｢ひっ…！｣
だが、そこへぬるりとしたものが塗り付けられて、小さく悲鳴を上げた。同時に、後孔にぴりっとした痛みが走る。
｢っ、ぅ……！｣
ぬるぬるした液体をそこにまんべんなく塗られて、気持ち悪さに身体が震えた。だが、それよりも他人に尻の孔を触られていることに嫌悪感が沸き上がる。
ツナはギュッと目を瞑って、両手をキツく握り締めた。
｢中にも塗りますからね｣
｢っ……！｣
指でぐいぐいとそこを押されて、思わず息を詰める。そこに入れられるのは本当に嫌で、ふるふると首を左右に振った。
だが、デイモンはそんなツナの様子を愉しげに眺めながら、長い指を中へと侵入させた。
｢っ、ぁﾞ……！｣
入り込んできた指を、ツナは思わず締め付けてしまう。痛みと気持ち悪さ、そして恐怖で頭の中がぐちゃぐちゃになって、閉じた瞳から涙が溢れた。
｢や、だ…い、やっ……！｣
｢ヌフフ…やはり熱いですね、貴方のナカは｣
｢ん、ぅぅっ…！｣
薬を隅々まで塗り付けるように、内壁全体を擦りながら奥へと進んでいく指。炎真やこの男に挿入された時の感触をリアルに感じて、ツナはぶるぶると震えた。
さらに、デイモンはツナに追い打ちを掛ける。
｢ふふ…私の指に吸い付いてきますよ。思い出してしまいましたか？先ほどのことを｣
｢ゃ、ちがっ…も、ぬいてっ…！｣
｢駄目ですよ、奥まで塗らなければ……それに、ナカはこんなに喜んでいるくせに｣
｢ふ、ぁっ……！｣
耳元で低く囁かれて、ぞくぞくと身体がわななく。その瞬間、身体の力が抜けて、
｢ぁぁっ…！｣
デイモンの指が、一気に奥深くまで埋め込まれてしまった。