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□Repetition
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今日、ツナがザンザスに下した任務は、本当ならばその日のうちに終わるはずの容易なものだった。だが報告を待てども、彼はいつまで経っても帰ってこない。

ツナは不安だった。それは、ザンザス自身の心配をしていた訳ではない。彼が任務に失敗するなど、ましてや誤って怪我をするなどあり得ないから。

不安で仕方がなかったのは、別の理由だ。

「知りたいか?今日殺したカスが、どんな奴だったのか」
「や、だ……」
「この血の持ち主が、どんな人間か…」
「っ、言うなっ…!」

聞きたくなどないと、悲痛な声で叫ぶツナ。そんな彼に満足したように笑うと、ザンザスは再びツナの首筋に噛み付いたのだった。


ザンザスの帰りが遅くなったのは、任務とは別にしなければならないことがあったからだ。

そう―――暗殺という、むしろ彼にとっては本来の役目を。

それも、相手はただの人間ではない。ドン・ボンゴレを狙う……つまり、ツナを狙う者の暗殺だ。

ボンゴレは同盟ファミリーも多ければ、同じくらい敵対するファミリーも多い。日々密かに、虎視眈々とツナを狙う人間は山ほどいる。

その陰で暗躍する者達を、ツナが命じるまでもなく内密に排除する……それが独特暗殺部隊ヴァリアーの、ザンザスの本来の役目なのだ。

だが……それこそが、ツナが不安を感じた一番の理由だった。


「っ、ぁ……!」

邪魔なネクタイを抜き取りベストをはだけると、ザンザスは力任せにカッターシャツを引きちぎった。露になった白く瑞々しい肌に、さらに興奮したのか唇の端を舐める。

「ゃっ、待って…っ、んぅっ…!」

再び細い首に顔を埋め舌を這わせると、そこにキツく歯を立てた。上がった声に気を良くして、首筋をたどり肩、鎖骨へと下りていく。

それがつんと尖った胸の突起に到達し、大きな手がもう片方のそれを乱暴に捻り上げれば……ツナが大げさなほど身体を跳ねさせた。

「いっ…ふ、ぅぅっ…!」

(や、だ…嫌、なのに……!)

痛いのに、今は感じたくないのに……同時に走る痺れに反応してしまう。

ツナは、もうほとんど抵抗しなかった。いや、できなかったのだ。

何故ならこれは……全て自分のせいだから。

「っ、ぁぅっ…!」

上半身を責めながらツナの反応を楽しんでいたザンザスの手が、下半身へと伸びた。その様子は、楽しみながらも性急で荒々しく、余裕がないように見える。

「ゃっ、そこ…!」
「……嫌がってる割に、もうおっ勃ててるじゃねぇか」
「ぁぁっ、だめっ…!」

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