Main4
□Changeless
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つんと尖った乳首に吸い付かれ、もう片方も指で執拗にこねられて、ツナは鼻に抜けるような甘い声を上げた。
｢んんっ…す、スーツが…皺になっちゃう、よ…｣
｢大丈夫です、すぐに脱がせてしまいますから｣
｢へ……っ、わっわっ…！｣
ツナが惚けている間に、獄寺は空いた方の手を下に伸ばしさっさとスラックスを寛げ始めていた。まだ心の準備ができていなかったのか、慌てる青年に構わずベルトを引き抜き前を開いてしまう。
下着の中に手を滑り込ませ自身に触れれば、それはすでに熱を持ちかけていた。直に握った瞬間再びツナがぴくりと反応して、獄寺は少しだけ頬を緩ませる。
｢キスと乳首だけで、こんなになってるんですか？いやらしいですね、十代目は｣
｢っ…そんな身体にしたのは、獄寺君だろ……｣
｢……そうですね｣
｢ぁぁっ…！｣
少し強めに握っても、どこか甘い声を上げるツナ。そのままゆっくりと扱き始めれば、もう感じるのは快感だけのようで……快楽に翻弄される姿に、獄寺の身体にも悪い悦びが生まれた。
｢ふぁっ、ぁっ…ん、ん…！｣
｢………｣
だがそれも……またすぐに、良く分からない感情へと変わっていって。
｢ぅぁっ、ん…！｣
ろくに自身を愛撫しないまま、さらに奥……まだ固く閉じている後孔に指を埋め込ませようとした。邪魔なスラックスも下着も剥ぎ取って、足を大きく広げ持ち上げてやる。
｢ぁっ、待って…まだ…！｣
｢力、抜いて下さい｣
｢っ、ぁ……！｣
止める間も抵抗させる間も与えずに、長い指を埋め込ませていく。それだけでなくすでに緩く抜き差ししながら、そこを押し広げるように掻き回した。
苦しげに息をするツナだが、これまで何度も獄寺を受け入れたそこは、歓迎するかのようにそれを飲み込み収縮を繰り返している。
大丈夫だと判断した獄寺は、早々に指を引き抜いてしまった。
｢っ、ゃ…ちょっ、待って…！｣
｢は……｣
｢俺、ほんとに…何か…？｣
だが、ツナはいつもと違う獄寺に不安を拭いきれなくて。無言で己の前を寛げ始める恋人を、困惑しきった瞳で見上げている。
だが、
｢いえ、十代目は……何も悪くありません｣
｢ぇ……っ、ぁ…｣
｢悪いのは…いや、俺が……馬鹿なだけですから｣
｢っ、ぁぁぁ……！｣
さすがに起き上がろうとしたツナを押さえ付けて、獄寺はすぐに己の怒張をねじ込んでしまった。ろくに慣らしていないそこに侵入されて、堪らず華奢な身体が大きく仰け反る。