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□その他SS
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*Christmas SS 1 ツナ総受け*
きっと、
蕩けるような甘さって、
こういうことを言うんだろうな。
舌に触れると一瞬で溶けちゃって、
それが口の中いっぱいに広がって、
そして、幸せな気持ちになれるんだ。
「ひゃぁぁぁっ…!ぁっ、ひ……!」
一瞬、身体がふわりと宙に浮くような感覚に捕われて、次の瞬間びりびりとした快感が全身を駆け抜ける。
それと同時に、奥へ熱い液体が注がれるのを感じた。
「ぁっ…ぁ……!」
「はぁっ……ツナ、気持ち良かったか?」
「んぁっ…!」
長い絶頂の後、余韻に震えていたら、後ろから萎えた自身が抜けていく感覚にまた感じてしまう。
「綱吉、まだ寝るには早いだろ?次は僕だよ」
「ひぃんっ…!」
息吐く暇もなく、すぐに別の熱で貫かれた。さっきまで俺のナカにいたのは山本で、今は雲雀さんだ。
再び怒張したモノに内部を支配され、身体がびくびくとわななく。
「ほら、こちらも疎かになっては困りますよ」
「んむぅっ…ん、んんっ……!」
気を取られていたら、目の前にいた骸に、張り詰めたモノを口へと押し込まれた。あまりの大きさに、息が詰まりそうになりながらも必死に銜え込む。
ちろちろと舌を這わせ、口を窄めて奉仕すれば、それは喜ぶようにさらに大きくなっていく。
骸と雲雀さんに前後から揺さ振られて、再び快楽の波が打ち寄せてきた。
「十代目、イッたばっかなのにまた勃ってますよ?そんなに良いんですか?」
「ここも、赤くなってひくついているぞ」
「んんっ、んっ…んぅぅっ…!」
再び熱を持ち始めている自身を獄寺君に強く抜かれ、お兄さんにぷっくりと腫れた乳首をこりこりと弄られる。
次から次へと襲ってくる愉悦。快楽の波がとめどなくやってきて、身体が追い付いてくれない。
手で、指で、口で、舌で……全身をとろとろになるまで愛撫されて、すでに頭の中は蕩けてしまっている。さらに代わる代わる口に、後ろに挿入された。何回もイッて、皆もイッて、俺の身体は中も外ももうどろどろだ。
「っ、綱吉……」
「くっ…なかなか、良いですよ……」
それでも、まだ俺の大切な人達は解放してくれそうにない。
「んんぅっ、んっ…んふ、ふぁっ……!」
「十代目…すげぇ可愛い……」
指や舌に触れられた所が熱い。擦り上げられるナカが熱い。
「ツナ、こっち向いて?」
「沢田……」
そして、皆の甘くて滾るような視線が焼けるように熱い。
じんわりとした熱が広がって、全身に伝わっていく。頭の中まで浸透されて、本当にこのまま溶けてしまいそうだ。
「ふぁぁっ…ぁぁ、んっ…ひ、ぁぁ……!」
でも、それが酷く心地いい。
どんなに甘くて、蕩けるようなお菓子だって、
今の俺達には、きっとかなわないだろう。
*END*