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□留まり木
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だからそれをジョットに見抜かれ、そのような道を与えられた時のショックは、拷問以上のものだった。
だが、綱吉は自らジョットの性奴隷になることを選んだ。どんな立場にあろうとも、ずっとこの主人の側にいたかったから。
ジョットが、例え性処理の道具としか自分を見ていなくても、少しでも必要とするのならば。
「ぁ゙、ぁぁっ…!」
しばらくして、拙い奉仕に飽きたのかいきなりベッドに叩きつけられると……臀部をさらされて、後ろから有無を言わさず突き入れられた。
すでに綱吉の軍服は全て剥ぎ取られて、幼さの残る体付きと肌をさらしている。両腕は後ろ手に手枷を、首にも厳しい首輪のような物をはめられて、そこから後ろに伸びる鎖が手枷を繋いでいた。
慣らしもしないそこを、いきなりとんでもない質量のモノに犯され酷く痛んだが、
「ぁ、ぁぁっ…っ、ぅ…!」
激しく突き上げられ苦痛に耐える綱吉の口からは、甘く艶のある声が漏れていて。散々敵兵に嬲られ蹂躙された身体は、そこを犯されるだけで快楽を得てしまうのだ。
それに、
「慣らさず挿入れたのにもう良いのか……この淫売め」
「っ、ぁぁぁ…!」
最奥を突かれ臀部を強かに打たれて、綱吉は背中を大きくしならせる。
敵国で凌辱された時は、ただ身体に無理やり快楽を与えられるだけで、屈辱と苦痛でいっぱいだった。
なのに、ジョットに犯されると……
「ぅ、ぁっ…陛、下っ…お許し、を……っ、ぁぁぁぁぁっ!」
目の奥に白い火花が散った瞬間、綱吉は呆気なくイッてしまった。押し出されるようにして放たれた白濁が、シーツを汚していく。
しまった、と思った時にはもう遅く、
「……奴隷の分際で、主人より先にイくのか」
「ぐ、かはっ…ぁ゙っ…!」
先ほどよりも温度の下がったジョットの声音にゾッとした瞬間、鎖を強く引き上げられさらに奥を抉られた。喉を締め付けられ意識を飛ばしかける綱吉に、追い打ちをかけるように快楽が襲い掛かる。
「汚らわしい……お前は最早ただの性奴だ。余計なことは考えるな」
「かっ、ひ……ぁ゙…へい、か…!」
「お前はただ、俺の前で足を開いていれば良い」
「ぁぁぁぁぁ…!」
イッたばかりの内壁をめちゃくちゃに擦られて、何も考えられなくなる。気道を塞がれ失神しかけているのに、与えられる快楽にそれさえも心地よく感じられて。
ジョットが今、どんな顔をしているのかは分からない。たが投げ掛けられる言葉は、淡々と責め立てる様子はどこまでも冷徹で……綱吉を、本当にただの性処理の道具としか扱っていないようで。