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□Boundary line
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男はその瓶の蓋を開けて、中の液体をハンカチに染み込ませると、

『すぐに、大人しくさせる薬がな』
「っ、んむぅっ…!」

それで、ツナの小さな鼻と口を覆った。目を見開くツナの鼻を、酷く甘い匂いが包み込む。

すると、

「っ、ん…ん、ぅ……?」

急に目の前がぼやけたかと思えば、一気に全身の力が抜けて……ツナは、その場にへたり込んでしまった。瞳はとろんとして、視線もあまり定まっていない。

『強烈な薬だから一発で効いたな。それに……』
「っ、ぁ……!」

男の一人が、惚けているツナの顎をつかみ上を向かせる。

「ぁ…ぅ……」

(なん、で…からだ、あつ…ぃ……)

急に身体に疼くような熱を感じて、ツナは苦しげに息を乱していた。頬は桜色に染まり、瞳も熱に浮かされ溶けてしまっている。

『ほら、もう堪んねぇって顔してるだろ』
『本当だな。これなら、すぐに楽しめそうだ』
「っ、ぁぁっ……!」

覆い被さった一人がツナの首筋を舐め上げて、それだけでツナは高い声を上げた。さらに乱暴に制服を脱がされ、衣服が肌に擦れるだけでぞくぞくとした感覚が生まれて。

(や、だ…やだ……!)

不自然な熱は意識をも侵食していくが、恐怖だけは変わらない。ぬるりとした舌の感触、首筋にかかる荒い息……周りで見下ろす男達の獣のような瞳に、身体の震えが止まらない。

だが、そんなツナの様子は、さらに男達の加虐心を煽るだけで。

「ゃぁっ…ゃぁぁ……!」

あっという間にシャツを破かれ上半身を裸にされて、そこに男達がむしゃぶりつく。敏感な部分に吸い付かれ舌を這わされて、ツナは嫌々と首を振った。

だが、

「ふ、ぁぁっ…ぁぁっ……!」

気持ち悪いはずなのに、意志に反して身体には強い快感が走り抜ける。つんと尖った乳首を強く吸い上げられ、歯を立てられて……痛いのに、同時に痺れるような刺激に襲われて。

「ゃぁっ…ぁっ、んむぅぅ……!」

さらに、一人には唇を塞がれ口内を激しく掻き回された。内壁をなぞり舌に絡み付くそれが、別の生き物のように感じてしまう。

荒い吐息に、流し込まれる唾液に、ツナの瞳から涙が溢れた。

『……良さそうだな』
『こっちも、もう勃ってるじゃねぇか』
「ひゃ、ぅぅっ…!?」

その時、誰かの手がいきなり下半身に伸ばされ、乱暴にそこを捕まれてびくりと身体が跳ね上がった。刺激を与えられたせいもあるが、何よりも強い薬のせいで、そこはすでに勃ち上がっていて。

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