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□Justification
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以前も、これで……腕を縛られて、施術台に固定されたのだ。そして、ろくに抵抗もできないまま……

動けない状態で好き勝手にされるのは、さすがに恐かった。

だが、

「駄目だよ、もう遅い」
「ぁっ……!」

逃げようとした身体はあっさりと押し倒されて、一瞬で手首を捕らえられてしまう。簡単に台に縫い止められて、ツナは泣きそうになった。

「ゃ、ですっ…これ……!」
「恐がらなくても大丈夫。だってこれは……ただのマッサージだろう?」
「ぁぁっ…!」

そう言われて、再び胸を弄られた。気持ち良さと、拘束された腕を引っ張られる痛みを同時に味わう。

そして……それだけではなかった。

「ひ、ゃっ…!?」

不意に男の顔が近付いてきて、胸に走った衝撃と光景に……ツナは大きく身体を跳ねさせた。

男が、自分の胸に舌を這わせているのだ。濡れた弾力のあるそれが、膨らんだそこを舐め回してくる。

以前はされなかった初めてのことに、ツナは戸惑うばかりだった。そして……その刺激にも。

「ぅ、ゃっ…なにっ、ゃだっ…!」
「舌でされるのも、すごく気持ちが良いだろう?」
「ひぁぁっ、ゃっ…!」

ぬめぬめした感触と、男の吐息に言い様のない痺れが走り抜ける。それだけでなく、男はそれを唇でキツく吸い上げたり、軽く歯を立てたりもして……

「ひっ、ぅ…んんぅっ…!」
「声を我慢しなくても良いんだよ?もう君と、僕しかいないんだから」
「んーっ!」

たとえそうだとしても、堪えないと恥ずかしいくらいの声を上げてしまう。ツナは、必死で唇を噛み締めて首を振った。少しでも、強い快感を逃がそうとするように。

それに、我慢しないともう……

「強情だね……下は、もうこんなになってるのに」
「ふ、ぅっ…!?」

突然、片方の手が下に伸ばされて……無防備なそこを撫でてきたので、ツナは全身を跳ねさせることになった。そこは、すでに熱を持っていて……ローブの上からでも分かるほど、首をもたげていたのだ。

「胸だけで、もうこんなにしたのか……相変わらず、敏感なんだね」
「っ、っ……!」

先ほどからもじもじと、足を動かしていたことに気付いていたのだろう。もしくは、こうなることを最初から分かっていたのか……羞恥に、ツナは男から顔を背け一層唇を強く噛んだ。

だが、

「胸はまだ凝ってるし……このままマッサージを続けたら、それだけでイッちゃうかもしれないね」
「っ、ぇ……?」

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