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□My status
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それをじっと眺めるディーノにの瞳には、決して見下すような色はなく……むしろどこか嬉しそうな、さらに何かが湧き立つような雰囲気が感じられて。

そして、視線に耐え切れず目を背けようとする前に……ディーノはツナの自身に顔を近付けると、躊躇うことなくそれを口に含んでしまったのだった。
驚きに叫びそうになったが、それよりも敏感な自身が暖かくぬるりとしたモノに包まれて、高くどこか甘い声を漏らしてしまう。

「ぁぁっ、ディっ…ゃっ、はなしっ…んんんっ…!」

唇で裏筋を強く擦り上げられ、強く吸われて強烈な快感に襲われる。熱い舌が竿を這い、亀頭を執拗に刺激されると……もう堪らなかった。
元々自慰もほとんどしないツナには強すぎる快楽。それほど、ディーノの愛撫は巧みで。

そして、呆気なくも……

「んぁっ、ぁっだめっ…も…はなして、くださっ…!」
「…、ん?何だよ、まだ……」
「っ、ぁぁぁっ…!」
「!」

歯が先端を掠めた瞬間、せり上がってきたものが一気に弾けて……自分でも分からないまま、ツナは達していた。我慢できずに、兄弟子の口に快感の証を放ってしまう。

これには、ディーノも少し驚いたようだった。

「ん……もうイッたのか、ツナ」
「っ、ぁ……!」
「仕事が忙しくて溜まってたか?ずいぶん早かったな」
「だ、って……!」

吐き出したものを躊躇いなく飲み込んで笑うディーノに、ツナはさらに頬を染める。

自分でも驚いたが、早くイッてしまうのも当たり前だった。

何故なら、ツナは……

「だっ、て…俺……」
「まぁ、それの方が好都合だけどな」
「っ、ぁ……!?」

だが、ツナが何かを口に出す前に、その細い足を持ち上げたディーノが露になった後孔に指を這わせてきた。そこに触れられる独特の感覚に、ツナはびくりと身体を強ばらせる。

「ん、ぅっ…そ、そこはっ…!」
「暴れるなよツナ。俺は、お前が泣いても止めねぇからな」
「っ、な…なん、で…!」

自身から溢れた先走りをぬるぬると擦り付けられて、気持ち悪さに表情が歪む。だがやはり、ツナは理解できないという感情の方が強かった。

何故、ディーノがこんなことをするのか。男の自分を相手になどしなくても、彼なら他に相応しい相手はたくさんいるというのに。

わざわざ同性の、こんな未熟な身体を求めるなんて。

「ディーノさっ…どう、して…!」
「………」
「俺を、子どもだと思って…からかってるんですか……?」

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