蜘蛛の糸に絡まった兎ちゃん

□筋肉馬鹿と怪力女とちょんまげ野郎と時々眉なし
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※ほぼ会話のみ


「なぁ、ずっと思ってたんだけどさ」

『なんだ?』


なぜか今アジトで俺はうぼーとノブと3人でゴロゴロしている。他のみんなは仕事だの買い物だの。


「・・・」

『なんだよ、カンナはやく言えって』

「うぼーって〈筋肉馬鹿〉だよな」

『・・・』

『・・・』

「・・・」

『・・・』

『・・・かっかっか!!言われちまったなぁウボォー!』

「ノブも思わねぇ?筋肉しか能がないみたいな」

『くくく、お前って毒舌だよな』

『お前も人の事言えねぇだろうが!!』

「はあ?!俺のどこが筋肉だ!」

『念も使えねぇくせに俺と同じぐらい力あんだろうが!』

「戦闘種族だからな」

『怪力女』

「ぁあん?てめ、乙女になんてこと言いやがんだ、筋肉馬鹿!」

『誰が乙女だァ?』

「俺だっつの!!」

『んなおっかねぇ乙女いるかよ!』

「んだと?!」

『なんだオラ!』

「ぶん殴るぞてめぇ!」

『やってみろ怪力女!!』

『やめろって。団員同士のマジギレ禁s』

「『っせぇなちょんまげ野郎が!!』」

『・・・てめえら、ぶった斬る!!』































『なんでこんなボロボロなんだよ』


一番早く帰って来たフィンの前で大人しく正座をする俺たち3人。アジトは見るも無残にあちこちがへこんでボロボロだ。


「コイツが暴れた」

『はあ?!お前だろうがっ』

『つーかお前ら2人だろ』

「てめえもだろ」

『3人でなにしてたんだぁ?』

「うぼーが筋肉馬鹿って話」

『・・・そうか』

「そしたら怪力女っつーから」

『そんな怪力で乙女とか言うお前がおかしいだろ』

『乙女?カンナが?』

「乙女じゃん俺」

『・・・』

「・・・殺すぞゴラ」

『お前は乙女だ』

『っおいフィンクス!』

『で、ノブナガは止めなかったのか?』

『無視かよ!!』

『止めに入ったら俺まで馬鹿にされたんだよ』

「事実を言っただけだろ、なぁうぼー」

『あぁ全くだ』

『何を言ったんだ?』

「『ちょんまげ野郎』」

『・・・』

『おい何笑ってんだてめえ』

『コホンっ・・・まぁ、とりあえずお前らは、筋肉馬鹿と怪力女とちょんまげ野郎ってことだ』

「『『うるせぇ眉なしが』』」

『なんでだよっ!!』



 

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