Lost Feeling
□†FOUR†
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あたしは紗那が親しそうに話し掛ける男に威嚇をする。
『おいおい土方くんうちの悠葵が怖がってんじゃねーか』
「誰が怖がってんだ」
『だって悠葵喋らねぇじゃん』
それはコイツから・・・
あたしの知ってるヤツと似た匂いがするから―――
「・・・悠葵だ」
『そうか。見つかって良かったじゃねーか』
『土方くん、紗那ちゃん借りるよ〜。悠葵一旦万事屋に帰るぞ。ガキどもに知らせなきゃなんねぇ』
「あぁ。紗那いいか?」
「うんっ!土方さん少し行ってきますね。』
『あぁ。万事屋頼むぞ』
紗那、完璧あの男らのこと忘れてんな。
「土方。アイツらどうにかしろ」
『あ?あぁ、わかった。すまねぇな。』
「悠葵本当に大丈夫?!』
「ん、大丈夫だ」
「良かった・・・。あの・・・万事屋さん』
『ん?俺ァ坂田銀時っつーんだ。銀ちゃんでも銀さんでも好きに呼んでくれや』
「銀さん・・・悠葵を助けて下さったんですよね?ありがとうございます!』
『いや、新八っつーガキが手当てやらなんやらしたんだ。
っと。着いた着いた』
いつの間にか万事屋に着いていて三人で階段を登る。
。